伝統野菜とは。らでぃっしゅぼーやが選ぶ「いと愛づらし名菜百選」

珍しい野菜のおいしさと多様性、面白さを伝えるための取り組み
品種改良で誕生した野菜や、海外生まれの野菜。最近はさまざまな野菜が食卓に並ぶようになりました。また、伝統野菜や地方野菜など、地域の風土や食文化に根ざしながら受け継がれてきた、希少な日本独自の野菜もあります。野菜の世界は知れば知るほど面白い。その多様性や珍しさを知ってもらいたいという思いからスタートした企画がらでぃっしゅぼーやにはあります。それが「いと愛づらし名菜百選」です。
活動の始まりは2004年。「野菜は楽しい」をテーマに、普段味わえない全国各地の伝統野菜や珍しい野菜など、その多様性やおいしさを感じていただこうという思いからのスタートでした。ネーミングの由来は、「すばらしい」を意味する古語である「めづらし」と「珍しい」から。「もっとおいしい野菜に出会いたい」というお客さまの声に応え続けています。
さまざまな立場の人が参加する「選定委員会」で100選を決定
日本各地にある多彩な野菜の中から「伝えたい」「守りたい」野菜を選ぶため、らでぃっしゅぼーやは生産者・種苗店・お客さまという立場の異なるメンバーで「選定委員会」を結成。ここで意見を出し合い、注力したい品種100種を毎年1回選定します。選んだ品種は実際に栽培し、皆さまにお届けしています。選定基準は、伝統性や学術的にみた場合の重要性に加えて、「いと愛づらし」の名前の通り、珍しさも重視。例えば、「だだ茶豆」や「下仁田ねぎ」などは、充分百選入りできる素養はありましたが、すでにメジャー野菜であったため、選外となりました。
これまでにご紹介した野菜は、
- 【楽しくておいしく珍しい野菜】生にんにく
- 【楽しくておいしい珍しい野菜】昔なす(むかし茄子)とは
- 【楽しくておいしい珍しい野菜】紫三尺ささげ(むらさきさんじゃく)とは
- 【楽しくておいしい珍しい野菜】群馬県の「白なす」
- 【楽しくておいしい珍しい野菜】群馬県高山村の「高山きゅうり」
- 楽しくておいしい野菜「ビーツ」
- 栄養たっぷり、楽しくておいしい野菜「おかのり」の食べ方
どれも選定をクリアした野菜たちです。
野菜は日本の食文化や伝統にも直結するもの。「野菜の会社」として野菜をただ届けるだけでなく、楽しみながらその背景を知っていただくことも私たちの使命です。10年目を迎えたこの活動、これからもらでぃっしゅぼーやは大切にしていきます。
選定委員会にはお馴染みの人もたくさん。
選定委員には、伝統野菜や固有種の種に力を注ぐ種苗家の野口勲さんや野菜の自家採種も行う有機栽培農家の岩崎政利さん、らでぃっしゅぼーや会員のフードコーディネーター・みなくちなほこさん他、さまざまな立場の方が参加しています。
レシピつきでお届け「いと愛づらし野菜セット」はこちらから。
いかがでしたでしょうか。
らでぃっしゅぼーやでは、こだわりの安心な食材を多数ご用意しております。
<らでぃっしゅぼーやのこだわり>
・有機・低農薬野菜と無添加食品をお届け
・独自の生産基準で安全とおいしさを追及
・年間取り扱い商品約12,000品目の中から選べる
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