お肉の賞味期限はどのくらい?正しく冷凍保存しておいしく食べよう

お肉の賞味期限はどのくらい?正しく冷凍保存しておいしく食べよう

「お肉の賞味期限はどのくらいなの?」

お肉を買うときには気になる疑問ですよね。ここでは、お肉の賞味期限について、それから冷凍保存したときの賞味期限と保存の際のコツについて紹介していきます。これを参考にして、お肉をおいしく頂けるように買い物をしていきましょう。

 

 

お肉の賞味期限はいつ?

スーパーでお肉を買うときに「賞味期限はいつなの?」と疑問に感じている方もいるかもしれません。そこで、お肉の賞味期限について見ていきましょう。

 

 

そもそも消費期限と賞味期限の違いって?

お肉の賞味期限の説明をする前に、まずは「消費期限」と「賞味期限」の違いについて知っておきましょう。

 

■消費期限

消費期限は安全に食べられる期限のこと。容器や袋を開けずに書かれている条件を守って保存した場合にその期限が有効となります。開封した場合には書かれている消費期限より早く傷んでしまうことがあるというわけです。

 

■賞味期限

賞味期限というのは、その商品をおいしく食べられる期限のことです。ですので、賞味期限を過ぎてしまっていても食べることができます。とはいえ、状態が悪くなっている場合もありますので、なるべく食べないようにしてください。

また、賞味期限も消費期限と同様に、開封せずに条件を守っている場合に限りますので注意しましょう。

 

傷みやすい食品の場合には消費期限が書かれ、数ヶ月と日持ちするような食品には賞味期限が書かれます。

 

 

冷凍保存したらいつまで食べられる?

お肉を冷凍保存したら何日くらい日持ちするものなのか気になりますよね。

以下の表を参考にするとよいでしょう。

【精肉の期限表示フレーム】

原料の態様 販売時の形態 保存温度 食肉の種類可食期間
牛肉 豚肉 鶏肉
冷蔵部分肉 肉塊 10℃ 3日 3日 1日
4℃ 6日 6日 4日
0℃ 7日 7日 6日
スライス 10℃ 3日 3日 ・日
4℃ 6日 5日 ・日
0℃ 7日 6日 ・日
挽肉 10℃ 2日 1日 1日
4℃ 3日 3日 2日
0℃ 5日 5日 4日
冷凍部分肉 肉塊 10℃ 3日 3日 1日
4℃ 6日 5日 3日
0℃ 7日 6日 5日
スライス 10℃ 2日 2日 ・日
4℃ 6日 5日 ・日
0℃ 7日 6日 ・日
挽肉 10℃ 2日 1日 1日
4℃ 3日 3日 2日
0℃ 5日 5日 4日

【部分肉(原料肉)の期限表示フレーム】

食肉の種類 包装形態 保存温度 可食期間
牛肉 真空包装 0℃ 61日
2℃ 45日
4℃ 26日
-15℃以下 24ヶ月
簡易包装(ポリフィルム) 0℃ 12日
2℃ 8日
4℃ 7日
豚肉 真空包装 0℃ 20日
2℃ 17日
4℃ 9日
-15℃以下 24ヶ月
簡易包装(ポリフィルム) 0℃ 12日
2℃ 6日
4℃ 6日
包装形態を問わず -15℃以下 24ヶ月
鶏肉 真空包装 0℃ 12日
2℃ 8日
4℃ 6日
包装形態を問わず -15℃以下 24ヶ月

出典:社団法人日本食肉加工協会「期限表示のための試験方法ガイドライン〔食肉(食肉加工品(半製品)を含む。)〕 」

 

参考までに、家庭用の冷蔵庫の温度の目安は以下の通りです。

・野菜室:約3℃~7℃

・冷蔵室:約2℃~6℃

・チルド室:約-1℃~1℃

・冷凍室:約-20℃~-18℃

 

空気に触れにくいもの・保存温度が低いものほど、保存できる期間が長くなるという特徴があります。この日数を目安に、早めに使うようにしてください。ちなみに、この日数はあくまでも目安です。日数よりも早く腐ってしまうこともありますので、食べる際には匂いを嗅いだり、カビが生えていないか確認したりするなどしてください。

 

また、冷凍保存には2つの注意点があります。

 

1つは、冷凍しても品質は落ちていくことです。冷凍保存は食品が腐るスピードを遅らせるための方法です。状態が悪くなっているものが回復するわけではありません。そのため、冷凍保存するタイミングは、少なくとも消費期限が切れる前にしましょう。保存だけを考えれば、お肉を買って使わない分はすぐに冷凍してしまうのが1番です。

 

もう1つは、外国産のお肉の冷凍についてです。外国産のお肉は冷凍した状態で輸入し、解凍して販売していることがあります。こうしたお肉は船で何週間もかけて運ばれるわけですから、再冷凍しても長く保存できません。また、再冷凍すると味が悪くなったり、臭くなってしまったりしますので、冷凍はせずに早めに使いきることをおすすめします。冷凍して国内で解凍しているお肉には「解凍品」と表示されているので、それを参考にしてください。

 

 

冷凍保存するときのコツには何がある?

「使いきらないお肉は冷凍したい」

そう考えている方のために、以下に冷凍保存の3つのコツを紹介していきます。

 

コツ1:肉の水気を取る

お肉から赤みがかった水のようなものが出ているのを見たことがありますよね。それがついたまま冷凍してしまうと、臭みや霜につながります。キッチンペーパーで水分を拭き取ってから冷凍するようにするのがコツです。

 

コツ2:空気に触れないようにする
空気に触れると傷みやすくなってしまいます。そうならないためにも、ラップでぴったりと空気を入れないように包んでください。

 

コツ3:ラップをしてから冷凍保存用の袋に入れる
ラップをした上から冷凍保存用の袋に入れましょう。袋を閉じるときも空気が入らないように注意しましょう。「冷凍保存の容器ではダメなの?」と思うかもしれませんが、空気が入ってしまうのでおすすめできません。

 

保存用の袋には消費期限や冷凍日を書いておくようにしてください。そうしないと、いつ冷凍したものでいつ頃まで使えるのかを判断できなくなってしまうでしょう。

 

ここまでお肉の賞味期限について、それから冷凍保存したときの賞味期限と保存の際のコツについて紹介してきました。

 

冷凍しても、保存できるのは1ヶ月ほど。小分けにしてラップで包んで冷凍庫に入れたはよいものの気がつけば消費期限切れということもありますよね。食材費ももったいないですし、何と言ってもせっかく1つひとつ小分けにして冷凍したのに使えないことの悔しさがあるのではないでしょうか。

 

そんな悔しい思いをしているあなたにおすすめしたいのがらでぃっしゅぼーやのお肉です。商品にもよりますが、らでぃっしゅぼーやのお肉は冷凍保存で賞味期限が6ヶ月というものが多くあります。日持ちがよいので使いきれないことはほとんどないでしょう。

 

また、スーパーで買ったお肉を冷凍保存する場合にはラップで包むことが必要になりますが、らでぃっしゅぼーやの場合にはその手間もかかりません。

 

そして何より高品質でおいしいお肉をお召し上がりいただけるという魅力があります。興味のある方はこちらの「らでぃっしゅぼーやのお肉」をご覧ください。また、らでぃっしゅぼーやのお肉に対するこだわりについて知りたい方はこちらの「らでぃっしゅぼーやがお届けする畜産品」をご覧ください。