日本人の食文化として根付いてきた“うなぎ”が絶滅の危機!?「価値観の再定義」をテーマに持続可能な“土用丑の日”へのらでぃっしゅぼーやの取り組みを紹介

日本人の食文化として根付いてきた“うなぎ”が絶滅の危機!?「価値観の再定義」をテーマに持続可能な“土用丑の日”へのらでぃっしゅぼーやの取り組みを紹介

今年はうなぎの稚魚が歴史的不漁。このままだとうなぎが絶滅してしまう!?

連日過酷な猛暑が続く日本列島に、今年も「土用の丑の日」がやってきました。

ウナギは日本人の食文化として根付いてきましたが、今年は、稚魚のシラスウナギが歴史的な不漁。更に、近年はこれまでのうなぎの大量な乱獲の影響もあり、絶滅も危惧されています。

現在、ウナギの具体的な減少要因は解明されていませんが、海洋環境の変動、生育環境の悪化、乱獲など様々な原因が考えられています。古くから私達の食卓や「土用の丑の日」の楽しみとして愛されていたウナギを守るために、私達は何をすることができるのでしょうか。

 

「価値観の再定義」をテーマに持続可能な“土用丑の日”に向けた食を提案

らでぃっしゅぼーやでは、企業理念として掲げている「食べる人と作る人とを繋ぐ方法をつねに進化させ、持続可能な社会」を実現するために、これからの次世代に土用の丑の日にうなぎを食べる文化を守っていきたいと考え、資源保護につながる活動を推進しています。

 

6月18日には、持続可能な社会にむけて、「土用の丑の日」に絶滅危機のうなぎを食べることを考えてみていただきたいという想いから、うなぎの代用品を通じて、“価値観の再定義”を行う食提案を行いました。

 

イベントでは、日頃から、らでぃっしゅぼーやをご利用いただいている20代~70代の主婦の方をお招きし、うなぎの代用商品を試食いただきました。試食いただいた主婦の方には、「子どもが大人になったときに今の食文化が残っているように、私たち大人ができることはしてあげたい。」「代用品を食べることでうなぎを守っていくことにつながるので、食育の一環にもなる」とらでぃっしゅぼーやの安心・安全な食への取り組みについても共感していただけたイベントとなりました。

 

「土用の丑の日」は元来“夏バテ予防に栄養のある食材を食べる日”

「土用の丑の日」は元来“夏バテ予防に栄養のある食材を食べる日”とも言われています。

 

7月18日には、土用の丑の日に向け、うなぎの代用となる“精のつくこだわり野菜料理”を提供し、親子で楽しみながら学んでいただく『土用の丑の日 うなぎ 代用料理 親子勉強会』を江東区
門前仲町に位置する 「肉・魚・卵・乳製品・砂糖・化学調味料・農薬」を不使用、こだわりぬいた食材を使用した「身体が喜ぶ料理」を提供する自然食の食事処である『おなかま』で開催しました。

 

親子勉強会の当日は、旬で美味しいなすを中心に、うなぎの代用となる“精のつくこだわり野菜料理を来場した親子の皆様に食べていただきました。当日来場した親子の皆様には、うなぎだけではない現在の水産資源の危機的状況と将来子どもへとつながっていく食文化について改めて考え直し、子どもたちもなすの蒲焼を口いっぱいにほおばるなど、「土用の丑の日」をうなぎではない代用食品でとても楽しんでいる様子でした。