グリーンピースの栄養とは?レシピもご紹介

4月~6月が旬のグリーンピース。ここではグリーンピースについて、栄養やレシピなどをご紹介します。
グリーンピースってさやえんどうやえんどう豆とはどう違う?
グリーンピースは、マメ目マメ科エンドウ属の「エンドウ」の種子のことです。
そんなグリーンピースですが、さやえんどうや、えんどう豆と似ていますよね。それもそのはず、この3つは収穫時期が異なるだけで同じ植物なのです。
早い時期、さや(外側の皮のようなもの)がまだ柔らかい時期に収穫したのが、さやえんどう。少し成長させて、まだ実が未熟で青い時期に収穫したものがグリーンピース。えんどう豆はそのまま成長を待って成熟したときに収穫したものです。
収穫時期の順番
さやえんどう → グリーンピース → えんどう豆
グリーンピースの栄養は?
グリーンピースには、栄養が豊富に含まれています。具体的にどんな栄養があるのか見ていきましょう。
■食物繊維
グリーンピースの栄養について説明するときに欠かせないのが食物繊維。野菜の中でもトップクラスです。整腸作用に効果のある食物繊維ですから、便秘の予防として普段からグリーンピースを食べておくのもおすすめです。
■たんぱく質
豆類に多く含まれるたんぱく質。グリーンピースにもたんぱく質が多いという特徴があります。たんぱく質は皮膚や髪の毛、骨などを作るために大切な栄養です。健康的に過ごすためにもたんぱく質の多いグリーンピースを日常に取り入れてみてはいかがでしょうか。
■カリウム
カリウムについても豊富に含まれています。カリウムは、むくみなどにも効果があるとされているので、むくみの気になるときにはグリーンピースを食卓に並べてみてはいかがでしょうか。
グリーンピースの保存方法
グリーンピースはあまり日持ちしません。生のグリーンピースの場合、2~3日を目安に使い切るようにしましょう。
保存する方法は大きく2つあり、生のままで保存する方法と、茹でてから保存する方法です。
生のままで保存するときには密閉できる袋に、なるべく空気を入れないようにして入れます。それを野菜室、または冷凍庫に入れて保存してください。変色しないようにするにはさやごと保存するのがよいですが、かさばってしまいます。
冷蔵庫・冷凍庫のスペースを使いたくない、あるいはスペースがないといったときには、さやから取り出して実だけにして保存することも可能です。
茹でてから保存する場合
茹でてから保存するときには以下の手順を参考にしてください。
1:グリーンピースをさやから取り出す。
2:沸騰した鍋に塩とグリーンピースを入れる。
3:煮立ってきたところでザルに上げる。
4:水洗いをする。
5:よく水を切り、よく冷ます。
6:密閉できる袋に入れて冷蔵庫・冷凍庫へ入れる。
冷凍で1ヶ月程度を目安にするとよいのですが、茹で方や保存状況によって食べられる期限は変わってきますので、1ヶ月以内であっても自分でよく見て食べられるかどうか判断してください。
グリーンピースを使ったレシピ紹介
食物繊維やたんぱく質の豊富なグリーンピースですが、そのまま食べるのには抵抗があるという方も多いでしょう。
そんな方に、簡単な調理でおいしく食べられるグリーンピースを使ったレシピをご紹介します。
■豆ごはん
「旬のグリーンピースの味をしっかりと引き出したい」、そんなときには豆ごはんがおすすめです。土鍋を使ってグリーンピース本来の味を楽しんでみてはいかがでしょうか。
詳しいレシピはこちらの「グリーンピースの豆ごはん」にあります。
■ポ・ド・クレーム
ポ・ド・クレームとは、口当たりが濃厚でなめらかなプリンのことです。グリーンピースを使ったポ・ド・クレームは、グリーンピース嫌いのお子さんにもおすすめできるデザートとなっています。
詳しいレシピを知りたい方はこちらの「グリーンピースのポ・ド・クレーム」をチェックしてみてください。
この他にも、炒め物にちょっと加えるのもおすすめです。彩り豊かになるので、見て楽しく、食べておいしい料理となるでしょう。
以上、グリーンピースについてお伝えしました。
グリーンピースが苦手という方も少なくありませんよね。ですが、旬の時季のおいしいグリーンピースを食べたら、その考え方も変わるはず。
らでぃっしゅぼーやでは、濃くておいしいグリーンピースをお届けしております。ぜひ一度食べてみてはいかがでしょうか。ご興味のある方はこちらの「らでぃっしゅぼーやのグリーンピース」をご覧ください。