春野菜「ふき」の旬はいつ?栄養素とおすすめの食べ方

春野菜「ふき」の旬はいつ?栄養素とおすすめの食べ方

少ない日本原産の山菜である「ふき」。

独特の香りと苦み、さらに柔らかい食感で旬の春になると食べたくなる野菜ですよね。

名前の由来は冬に黄色い花を咲かせることから冬黄「ふき」となったと言われています。ふきはほぼ水分ですが、しっかり栄養もあるのです。おすすめの食べ方のレシピもご紹介します。

 

 

春野菜「ふき」の旬・食べ頃と見分け方

ふきの天然物の旬は、3月から初夏にかけて。

私たちがよくみかけるふきはハウス栽培のものが多く、スーパーなどに出回る時期は10月から翌年の5月頃までです。

一般的な品種は、主に愛知県で栽培されている「愛知早生」というもの。

愛知県が全国シェア1位で、ふき全体の約4割を占めると言われています。

ふきを選ぶ際は、葉が鮮やかな緑色をしていてみずみずしく、新鮮なものが美味しいですよ。葉が茶色くなっている物はできるだけ避けましょう。

一般流通している種で言うと、柄の部分が太くなりすぎず、なるべく空洞が無い物の方が柔らかいと言われています。さらに、根元から上の方に進む中で、太さに極端な違いの無い物を選び、手に取った時に垂れてしまわないような、柄に張りがあるものを選びましょう。

 

 

ふきの栄養素は?

ふきにはとても多くの水分が含まれているため、含まれる栄養素は限られています。

その中でも特に多く含まれている栄養素は、カリウムやマンガンが挙げられます。

カリウムには私たちの身体に不必要なナトリウムを体外へ排出する働きがあるので、むくみ予防や高血圧の症状に効果的に働くと言われています。

 

マンガンは、体内にも含まれている成分で、特に肝臓や膵臓、毛髪といった箇所に多く含まれています。肝臓や骨にある酵素を活性化させるという働きがあるため、骨の生成をサポートしてくれます。

そのため、この成分が不足してしまうと骨の発育に悪影響がでたり運動失調が引き起こされるおそれもあるようですよ。

 

 

ふきの下処理と保存方法

ふきは、鮮度がとても大事だと言われています。

ふきは収穫してから時間が経つと共に、あくが強くなってきます。そのため、購入したらすぐにあく抜きなどの下処理をして下さい。

 

どうしてもすぐに時間が取れないという方は、葉と柄を切り離して柄の部分を鍋の幅に揃えて切ってラップにくるみ、冷蔵庫で保存しておくことだけは行いましょう。

その後時間が取れたら茹でてあく抜きをし、タッパーなどに水を入れて浸して冷蔵庫で保存します。

水を交換して清潔に保てば、1週間ほどは保存できます。

 

 

ふきのおすすめレシピ「ふきと豚肉の炒め煮」

※写真はイメージです

 

<材料>

    • ふき     適量
    • 豚バラ肉   130g
    • ごま油    大さじ1
    • 酒      大さじ2
    • 醤油     大さじ2
    • めんつゆ   大さじ3

<作り方>

  1. 下処理をしておいたふきを食べやすい大きさに切り、豚ばら肉も食べやすい大きさに切っておきましょう。
  2. フライパンを熱してごま油を引き、豚ばら肉を入れます。軽く色がついてきたらふきも入れて炒めます。
  3. そこに、酒・醤油・めんつゆを加え、弱火で5分程煮て完成です。

 

「ふき」は煮物にして食べることが多いと思いますが、それ以外にも美味しく食べられるレシピがいっぱいあります。

いつもとは違ったふきレシピで、新しいふきの魅力を引き出してみて下さい。

 

ふきのほかにも「タラの芽」などおいしい山菜はたくさんあります。詳しくはこだわりの山菜はこちらをチェックしてください。

 

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