2018年2月16日
香り豊かな春の山菜「うど」!旬の時期とおすすめレシピ

俳句では、晩春を表わす季語として使われる「うど」。
そんなうどですが、山菜の一種として日本ではよく知られている野菜です。
香りが高く、酢の物や天ぷらにして食べることが多いようです。
今回はうどの栄養を紹介すると共におすすめの食べ方のレシピを紹介します。
山菜「うど」の旬はいつ?
うどの旬は基本的に、春から初夏にかけて。3月から6月初旬ごろです。
この時期になると、「山うど」と呼ばれるうどが収穫されて、私たちの身近にあるスーパーなどに並び始めます。特に東北地方がうどの一大産地と言われており、東北地方が産地の物が店頭に並び始めると初夏の訪れを感じることができます。
この春から初夏にかけて収穫されるうどは「春うど」と呼ばれ、11月から2月頃までに収穫されるものは「寒うど」と呼ばれます。一般的には寒うどに比べて春うどの方が香りもよく、柔らかいと言われています。
また、東京周辺では昔から暗い室内で栽培し、うどが真っ白い状態で出荷する「白うど」が出回っています。
この白うどは室内で栽培されるため、ほぼ1年中手に入れることができます。
うどに含まれる栄養素
うどは種類によって栄養価が変わることはほぼなく、水分がその大半をしめ、炭水化物やたんぱく質、ビタミン類やミネラルが少量含まれている程度です。
そのため、うどを食べてこれらの栄養素の効能を受けられるという事はほぼないと考えていいでしょう。
しかしながら、うどに含まれる香り成分「ジテルペンアルデヒド」には、血液の通りを良くして体温を上げるという効能があります。
そのため冷え性の改善にはとても有効だと言われています。
また、うどには不溶性食物繊維も含まれています。
そのため、腸内で水分を吸収し便のカサ増しをおこなうため、腸壁を刺激して蠕動運動を促進したり、腸内の便や老廃物を体外に排出するのを助けたりする作用があるので、デトックス効果が期待できます。
さらに、うどは低カロリーなので、ダイエットにもとてもおすすめの食材です。
うどは調理時にあく抜きが必要!
春の山菜として知られているうどですが、うどにはあくがあるため食べる前にあく抜きの処理をしなくてはいけません。
水2カップに対して大さじ1杯の食酢を入れて酢水を作り、その中に20分程度浸しておきます。
そうすることで、簡単にあくを抜くことができます。
うどを使ったおすすめレシピ「簡単うどサラダ」
※写真はイメージです
<材料>
- うど 太いもの1本
- ツナ缶 1缶
- マヨネーズ 大さじ3
<作り方>
- 皮をむいて短冊切りにした後、うどは前述したとおり、酢水につけてあく抜きをします。
- その後軽く水洗いして水気を切ったらボールに入れ、油を切ったツナとマヨネーズを入れ一緒に和えたら完成です。
うどの栄養を知れば、より積極的に食べたくなりますよね。
うどを食べると春を感じることもできますし、心身共に健康になるサポートをしてくれると思います!
ぜひ積極的に食べて下さいね。
春の山菜には、うど以外にも「たらの芽」、「ふき」、「よもぎ」、「たけのこ」などがあります。春の山菜「たらの芽・ふき・うど・よもぎ・たけのこ」を詳しく解説!をチェックしてみてください。
また、らでぃっしゅぼーやではおいしい山菜をご用意しています。詳しくはこだわりの山菜はこちらをごらんください。
いかがでしたでしょうか。
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