「じゃがいもの芽が出ても食べられる?」 – じゃがいもの調理方法 –

「じゃがいもの芽が出ても食べられる?」 – じゃがいもの調理方法 –

らでぃっしゅぼーやでは、「これはどうやって食べるの?」「心配なんだけど……」などなど、商品に関するちょっとの疑問・質問にお答えします。

今回は「じゃがいもの芽が生えても大丈夫か」「お弁当に入れると危ない冷凍食品」についてお答えします。

 

Q1.【じゃがいもの芽について】じゃがいもに芽が出はじめています。おいしさが損なわれているのでは?

A.甘みを増してきている時期です。芽の部分を取り除いてお楽しみください。

秋に収穫された北海道産のじゃがいもは、収穫後休眠期に入ります。春が近くなると、気温の低い北海道から暖かくなってくる本州に運ばれてきたじゃがいもは、気温差で休眠がとけて表面がやわらかくなり、皮にシワが寄るものも出てきます。これは、芽吹く準備のためにでんぷんを糖に分解するからです。芽が出やすい状態ではありますが、甘みが増しているので煮物などにしてぜひお試しください。

芽に毒があると敬遠される方もいらっしゃいますが、これは芽そのものに含まれる「ソラニン」のことを指しています。芽の部分を深く取り除いていただけば、じゃがいも自体には問題はありません。また、「ソラニン」は表面が緑に変色した部分にも含まれますので、表面が緑の場合は厚めに皮をむいてください。

春は“芽吹き時”ということで北海道産のじゃがいもだけではなく、新じゃがいもにも芽が出やすくなります。この時季は新聞紙に包んで冷蔵庫の野菜室に保管すると、芽が出るのを遅らせることができます。「ソラニン」は光に当たると増えますので、その予防にもなります。

 

 

Q2.【自然解凍で食べられるお弁当用のおかずについて】お弁当に冷凍のまま入れられるおかずがありますが、通常の冷凍食品も同様に入れて大丈夫ですか?

A.「加熱してください」と書いてある 冷凍食品は、同じようには使えないと考えましょう。

新生活でお弁当づくりを始める季節。自然解凍でそのまま食べられる冷凍食品は、お弁当箱にそのまま詰めるだけで済むのでとても便利です。加熱の必要がないのは厳しい品質基準の下で、夏場におかずの温度が上がっても数時間は食中毒の心配がないように衛生的につくられているからです。

一方、「加熱してください」と書いてある冷凍食品は、もちろん衛生的に製造されていますが、表示通りの加熱をすることで「おいしく」「安全に」食べられるように考えてつくられています。表示を正しく見分けて冷凍食品を上手にお弁当に活用してください。

 

食中毒を防ぐ3原則

菌・ウイルスを「つけない」「増やさない」「やっつける」というものです。菌の増殖を抑えるコツは、温度を低く保ち水分を少なくpHを下げること。お弁当づくりのポイントを挙げてみました。

1.食材をつけない

生野菜はできるだけ入れない、おにぎりは素手で握らない(ラップを利用)。調理前の食材と調理後の食材をくっつけない。

2.水気を切って増やさない

特に夏はつくりおきを避け、味付けは濃い目に、水気はしっかり切る。ごはんもおかずも冷ましてから詰める。ご飯を炊く時に酢を入れたり、酢でお弁当箱を拭くなど、酢を活用。できるだけ低温で保管。

3.加熱してやっつける

前日のおかずの残りは再度中まで十分に加熱。かまぼこやハムも火を通す。

 

いかがでしたしょうか。

これから暖かくなるので、調理方法・保存方法には十分に注意して下さいね。

 


 

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