夏に食べたい!とうもろこしの豆知識

瞬間技で“旬”の甘みとみずみずしさを味わう
とうもろこしは、米や麦と同じくイネ科の植物で、世界三大穀物のひとつ。
糖質、タンパク質が多く、家畜にとっても重要なエネルギー源です。
世界的には乾燥させて穀物として利用されるものが大部分ですが、日本で栽培されるほとんどはスイートコーン種と呼ばれる甘みが強くみずみずしいタイブ。
熟す前に収穫され、野菜として食されています。
食物繊維のほか、ビタミンB1、B2、E、カリウムも豊富。特に実の根元に含まれるリノール酸には、悪玉コレステロール値を下げ、動脈硬化を予防する働きも期待できます。
年を追うごとに糖度の高い品種が開発されているのも特徴。収穫後は呼吸により急速に自分の糖分を使ってしまうので、できるだけ早く食べるようにしましょう。
■実の数だけひげがある
ひげは雌しべなので、実の粒と同じ本数がある。
漢方でも利用され、糖尿病、高脂血症、高血圧の薬とされる。
■おいしいとうもろこしの見分け方
皮の緑色が濃く、ひげはふさふさと茶色い、実が先まで詰まっていて、ふっくらツヤツヤしたものを選ぶ。
■根元はぎゅっとつまった栄養のもと
白っぽくなった胚芽部分はビタミンB1、B2、ミネラルが特に豊富。
栄養を逃さないよう、丁寧にはずす。
■食物繊維がたっぷり!
粒の表皮には食物繊維が多く、便秘予防に効果あり。
消化のためには、じっくりと食べるほうがいい。
■水分が命の野菜
穀物として利用される乾燥とうもろこしに対し、野菜として食すものには水分がたっぷり。
畑に水分が足りないと、実にしわが寄ってしまう。
■北から南へ産地が北上
5月の九州からスタートし、7月は関東、8月には高原や北海道などの涼しい地域へと産地が北上していく。
とうもろこしの下ごしらえ方法
鮮度を守る皮は直前にむく
とうもろこしは鮮度が命、皮は茹でる直前に向き、ひげを取り除く。
ベビーコーンの場合、いちばん内側のやわらかい皮とひげは一緒に食べてもおいしい。
とうもろこしの調理のポイント
ぷっくりとシャッキリ、お好みで
ぷっくりと仕上げるには水から入れて熱し、沸騰後4~5分茹でる。
沸騰してから入れて茹でると、シャッキリした食感に、塩は茹で上がる直前に入れる(1本につき5~10gが目安)。
とうもろこしの保存方法
すぐに茹でるのがポイント!
熱いうちにラップにくるみ、冷めてから粒をはずして冷蔵庫または冷凍庫へ。
下処理が翌日になる場合は新聞紙に包んで冷蔵保存し、1~2日のうちに食べる。
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【とうもろこし】
英名: sweetcorn
仏名: mais
分類: イネ科トウモロコシ属
◎旬
6月〜9月
◎主な産地
北海道、千葉、茨城、長野
◎保存場所
新聞紙に包み冷蔵庫
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出典元:「いつもの野菜まるごと百科」かんき出版
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