2018年2月26日
桃の節句「ひな祭り」に食べる定番料理の由来と意味

ひな祭りのお祝いをどのようにしているでしょうか。
お雛様を飾って終わりではなく、せっかくなのでひな祭りにふさわしい料理を作ってみるのもいいものです。
代表的なひな祭りの料理やお菓子を紹介します。
チラシ寿司
※写真はイメージです
お寿司は、もともと「寿を司る」という意味合いを持ち、お祝いの席には欠かせない食べ物です。
女の子の節句であるひな祭りには、縁起の良い食材や春の旬の食材を使用したチラシ寿司を作る習わしがあります。
縁起の良い食材には、腰が曲がるほど健康で長生きができるようにとの願いを込めたエビや、穴が空いているので将来の見通しが良くなるといわれるレンコンなどが使用されます。
また、健康でまめに働くことができるようにと、春の食材えんどう豆を入れるのもいいでしょう。
蛤のお吸い物
※写真はイメージです
ひな祭りに欠かせない料理の1つが、蛤のお吸い物です。
蛤は二枚貝の一種で、対になっているもの以外の貝とはぴったり合わないことから、良い夫婦の象徴として縁起がいいと考えられています。
「将来、自分の娘が良い伴侶に出会って幸せに暮らせますように」という両親の願いが込められた料理です。また、3月は蛤の旬の時期で、春の季語にもなっています。
ここで、お吸い物の簡単なレシピを紹介します。
- 蛤は塩水につけて砂抜きをし、殻と殻を擦り合わせてよく洗います。
- 鍋に水と貝を入れ、貝が開くまで火を入れます。
- 開いたものからざるに上げ、吸い物に酒と塩、薄口醤油で味付けをしましょう。
- 器に蛤を入れて汁を注ぎ、上から好みで三つ葉やネギなどを散らしたら完成です。
ひし餅
※写真はイメージです
ひな壇にも飾る三色のひし餅は、春の訪れを表現したお菓子です。
ひし餅の緑・白・赤(ピンク)にはそれぞれ意味があるのをご存じですか。
緑は健康や長寿を意味しており、雪の下から芽吹いた緑を象徴しています。白はまだ溶けきれない春先の雪・清浄を、赤には魔除けの意味があり、美しく咲く桃の花を表しています。
女の子の健康を願うと同時に、寒い冬から暖かい春へと季節が移り変わる様子を表現したお菓子です。
一般的に見るひし餅の形は、江戸時代には完成していたそうです。
ひなあられ
※写真はイメージです
カラフルな様子がとてもかわいらしいひなあられは、もともとひし餅から作られていたという説があります。
かつて、日本では「雛の国見せ」という行事が行われており、雛人形を持って山や川を訪れて遊ぶという習慣がありました。
そのときに、料理と一緒に持参したお菓子がひなあられだったとされています。
ひなあられはひし餅と同様3色のものが主流ですが、なかには黄色を加えた4色のものもあり、こちらは四季を表しています。
関東地方のひなあられは細長い形に甘い味が特徴ですが、関西地方では丸い形の醤油味や塩味のものが一般的です。
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