【第1回】野菜のプロが答える!お野菜Q&A、栽培の基準編

【第1回】野菜のプロが答える!お野菜Q&A、栽培の基準編

らでぃっしゅぼーやは安心でおいしい野菜や果物をお届けする会社です。

 

では「おいしい野菜」ってなんでしょうか?この言葉には数えきれない意味があります。この連載では、この言葉を探るべくらでぃっしゅぼーやが誇るお野菜博士に素朴な疑問をぶつけてみました。野菜の見方、楽しみ方がガラリと変わる一問一答を全4回に分けてお届けします。とくとお楽しみください!

 

Q、らでぃっしゅぼーやの 生産者って何人いるの?

A、日本全国に約2,500人。知らない人は1人もいません。

富山夫婦実写真

レタスやにんじんを育てている「さんぶ野菜ネットワーク」の富永さん夫婦(右)とらでぃっしゅぼーやスタッフ。

 

らでぃっしゅぼーやは、野菜、果物、お米などの農産物で、北海道から沖縄まで日本全国に約2500名の生産者がいます。そしてスタッフはすべての生産者に直接お会いするようにしていて、知らない生産者から仕入れることはありません。もちろん誰が作ったかわからない市場からの仕入れもしません。実はここまでやっている団体って極めて少ないのです!

 

作物は冬は暖かい地域、夏は涼しい地域から出荷されるのが普通です。しかし天候不順、病害虫の発生、台風などの天災で予定していたものがない場合もあります。そんな時も決まった生産者からしか仕入れないので、仕方なく「欠品」に。だから、らでぃっしゅぼーやはほかの団体より「欠品」が多いかもしれません。ご迷惑をおかけすることも多いですが、「知らない生産者からは仕入れない」ということを徹底しているから、と理解していただけたら嬉しいです。

 

Q、らでぃっしゅぼーやの考える 「有機栽培」ってなに?

 

A、努力する農業です。

らでぃっしゅ宅配野菜写真

 

らでぃっしゅぼーやの契約生産者団体から出荷される青果物にも、いくつも「有機JAS農産物」があります。しかし、有機JAS農産物認証の取得が目的ではなく、「可能な限り身近にある資材やエネルギーを用い、周囲へのインパクトが少しでも小さく済むように、経済的にも環境的にも継続できるような栽培手法を推奨していくこと」と考えています。

 

つまり、現段階では、私たちが承認するいくつかの農薬を、必要最低限使用しても構わないのです。その使用回数を減らす対策を不断の努力で考え、実行していくことが取り組みの目的といえます。

農業は自然相手の製造業です。現時点での技術や、その年その年の天候により、どうにもならないことが多々あります。その中で、求められる品質、出荷時期などを担保しつつ、食べる人が「おいしい」と思えるものを生産者の皆さんも日々求めているのです。