節分の日にちっていつ?節分にしたいことは?

節分が近づいてきましたね。今年の節分は2月3日です。
「毎年2月3日じゃないの?」と思った方もいらっしゃるかもしれません。実はそうではないのです。この日が節分になることが多いだけで、節分の日は2月2日や4日になる年もあります。「じゃあ、節分の日ってどうやって決まるの?」と疑問に感じた方もいらっしゃるでしょう。
そこで、ここでは節分の日にちについて詳しく説明していきます。これを読んで、節分に関する豆知識を身につけてくださいね。
節分の日にちは年度によって違う
節分の日にちが年度によって違う理由を知るためにまずは、「節分」が何を表しているのかを知ることが大切でしょう。
節分には「季節の分かれ目」という意味があります。日本には季節が4つありますので、正確に言うと、節分は1年に4回あるのです。年に4回あるのに2月の節分が注目を集めているのは、昔は、1年は春から始まると考えられていたからです。その1年の始まりにあたるのが「立春」です。そして、季節の分かれ目として立春の前日が「節分」と決められています。
立春とは
立春はカレンダーにも書いてありますし、聞いたことはありますよね。この立春の日にちがずれることで節分の日にちもずれます。それでは、なぜ立春の日にちがずれるのでしょうか。それには太陽と地球の位置が関係してきます。地球は太陽の周りをおおよそ同じ軌道で回っています。その軌道で「この場所に地球がくる日を立春にしよう」と決められているのです。
1年が365日なのに対して、地球が太陽の周りを1周するのにかかるのは、365.242……日ですので、カレンダー と地球の動きがちょっとだけずれます。うるう日で補正していますが、それでも僅かにずれます。そこで、立春の日にちをずらしてカレンダーと地球の動きを合わせているというわけです。簡単に言えば、立春の日は地球の動きに合わせて決まるということになります。
今年の節分は2月3日。来年以降は?
今年の節分は2月3日ですが、来年以降の日程も気になる方のために節分の日にちをお伝えしていきます。
2020年:2月3日
2021年:2月2日
2022年:2月3日
2023年:2月3日
2024年:2月3日
2025年:2月2日
2026年:2月3日
2027年:2月3日
2028年:2月3日
2029年:2月2日
2030年:2月3日
節分には何をする?
節分にはすることと言えば、3つありますよね。
・ひいらぎイワシを飾る
焼いたイワシの頭を、ひいらぎに刺したものを玄関口に飾ります。これは、鬼(季節の変わり目に生まれる邪気)を家の中に入れないため、魔除けのために飾ります。
・豆をまく
ひいらぎイワシと同じように、豆まきには魔除けの意味があります。豆には「魔滅」という漢字が当てられ、豆をまくことで邪気を追い払うと言われています。豆まきには、福豆や落花生 などが使われます。(らでぃっしゅぼーやの豆を見る )
・恵方巻を食べる
1年の無病息災や商売繫盛などの願いを込めて、恵方(その年の福を司る神様がいる方角)を向いて恵方巻を食べます。2019年の恵方は「東北東」です。節分には、東北東を向いて恵方巻を食べましょう。
恵方巻を自分で作る
最近では、節分の時期にはコンビニやスーパーでも恵方巻が売られていますよね。でも、せっかくなら自分で作ってみようかなと考えている方も多いのではないでしょうか。恵方巻は、海苔にごはんを乗せて、好きな具材を入れて巻くだけ。ご自宅でも簡単に作れちゃいます。
以上、節分について見てきました。今年は恵方巻を作ってみませんか?
らでぃっしゅぼーやでは、恵方巻に必要な具材をお届けします。