チカラある野菜「丸おくら」とは

チカラある野菜「丸おくら」とは

野菜がおいしい理由はいろいろあります。
生育条件もそのひとつ。おいしい品種であることや、育て方が上手なこと、流通条件などもあるでしょう。
けれどそれ以上に「野菜はもっとおいしくなる」と考える生産者の感性と技術と不断の努力が、野菜を進化させていく。

「チカラある野菜」は、そういった感動を呼び覚ます「チカラ」を持った野菜・果物の称号です。

肉厚なのにやわらかく生でもおいしい 霧立ちのマルオクラ

女性の指のようにすらりと長細く、大きく成長しても硬くならない。肉厚でも生でポリポリと食べられます。栽培地は、日当たりがあまり良くなくて、湿度の高い谷津田や谷間。そんな農業環境的には劣等生な畑じゃないと、この優美なオクラは育てられないのだから不思議なものです。さっと熱湯をかけたときの緑の美しさにもホレボレします。

マルオクラ

霧立ちのマルオクラは、技術、手間、気候が手を結び生まれた商品です。
「最上の条件」というよりも「最適な条件」を組み合わせた逸品。

オクラというと五角形で角オクラと呼ばれるものが大半です。生育期間が短く、収量性良く、輸送にも向く。オクラの優等生。

 

一方、マルオクラはスラリとした長細い、丸みを帯びたオクラ。大きく生長しても決して硬くならず、肉厚なのに生でポリポリと食せるオクラ。ただ美味しい陰には収量性の悪さや生育期間の長さなどをともなう女優なオクラ。

 

より美味しく、素晴らしい野菜にならないか・・・。
マルオクラを栽培する条件を考え直してみました。

霧立ちのマルオクラ

その結果が、霧立ちのマルオクラ。長崎や熊本、高知、神奈川などマルオクラを栽培する生産者さんに「日当たりがあまり良くなく、湿度の高い谷津田や谷間や海沿いなんかで栽培してもらえませんか。」とお願い。

そんな環境から生まれたマルオクラは、さらに軟らかく繊細で、「自分ちで食べるのはコレばっかり」との声が、マルオクラの評価。

 

霧立ちの栽培地は、農業からみたらちょっと劣等な環境。
栽培のし易さ、収量性などは、どんな作物を栽培しても劣等生。
棚田だったり、谷津田だったり、狭い畑だったり。だから全国で放棄されていきます。
でも、マルオクラに「霧立ち」の冠をつけるには絶好な環境。

一方で低い評価をされている環境に、得意技を持つ品種を掛け合わせることで生まれる新しい評価や喜び。

マルオクラ

丸おくらのおすすめの食べ方

・水洗いして、味噌、マヨネーズ、醤油などをつけて生のまま!
・肌が弱いので、少し黒ずんでいますが、さっと熱湯をかけると奇麗な緑色になります。

マルオクラは7月の中旬から9月の上旬のわずかな間、登場します。

 

 

丸おくらはこちらの記事も参考にしてください。

丸おくら・角おくらの中でも今しか食べられない品種「霧立ち丸おくら」

 


 

いかがでしたでしょうか。

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