楽しくておいしい野菜「ビーツ」

市場から姿を消してしまった野菜が数多くあるのを、ご存知ですか?
形が不揃い、日もちしない、生産や流通がしにくいということから扱われなくなってしまいました。
でも日本各地には、見たこともないおいしい野菜が多くあります。
そんな普段味わえない全国各地の伝統野菜や珍しい野菜をご紹介します。
もっとおいしい野菜に出会いたい…。
そんな方にぜひおすすめしたい野菜です!
ロシア料理のボルシチに欠かせない「ビーツ」
ロシア料理の「ボルシチ」には欠かせないビーツですが、原産地は地中海沿岸地方。日本へは18世紀に伝わりました。
見た目は赤かぶのようですが、かぶでも大根でもなく、ほうれん草と同じヒユ科で、砂糖を取るサトウダイコン(テンサイ)の仲間です。「火焔菜(カエンサイ)」とも呼ばれ、ほんのりとした甘味と鮮やかな赤色が特長です。
日本ではあまりなじみのない食材ですが、欧米諸国はじめ、多くの国で食べられています。独特の甘みがあり、世界三大スープの一つともいわれるボルシチに欠かせません。初めて召し上がる場合は煮込み料理がおすすめです。
ビーツのおすすめの食べ方「ボルシチ風煮込み」のレシピ
ビーツを使ったボルシチの材料(2人分)
ビーツ 1個
牛肉ブロック 250g
じゃがいも 2個
玉ねぎ 1個
人参 1本
キャベツ 1/2個
セロリ 1本
スープ、塩・コショウ 適量
サワークリーム(お好みで)
ボルシチのつくり方
- ビーツは洗って皮をむき、拍子木切りにする。
残りの野菜は大きめの乱きりにする。 -
鍋に水と牛肉を入れてアクをとりながら軟らかくなるまで煮る。
肉を鍋から取り出し、5cm角に切って元の鍋に戻す。(ゆで汁はそのまま使います) -
2の鍋に1の野菜とスープを入れてやわらかく煮、塩・胡椒で味を調えたらできあがり。
サワークリームを添えてお召し上がりください。
<ビーツの産地、珍しさ>
生産地:群馬
区分:変(これまで見たことや食べたことがない珍しい野菜)
愛づらし度:30(100が最高)
見て楽しく、知って楽しく、食べておいしい「いと愛づらし名菜百選」
名前の由来は、「珍しい」と、すばらしさを意味する古語の「めづらし」をかけ合わせたもの。
その名のとおり、
- これまで見たことや食べたことのない珍しい野菜
- 各地方に伝わる伝統野菜
- 形自体が面白く、学術的重要性が高いと思われる野菜(実はこうなっているんだーと感心してしまう野菜)
を基準に選定をおこないます。
「この野菜は…」と話したり思いを馳せたり。ぜひ食卓でお楽しみください。
レシピつきでお届け「いと愛づらし野菜セット」はこちらから。
いかがでしたでしょうか。
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