9割の子どもが野菜不足!野菜不足で子どもの成長に悪影響の可能性も……

9割の子どもが野菜不足!野菜不足で子どもの成長に悪影響の可能性も……

子どもの成長にとっても大切な毎日の野菜。でも、なかなか食べてくれない野菜……。

 

「どうやったら野菜を食べてくれるの?」

 

そんなお悩みを抱えている人も多いはず。もしくは、野菜を食べさせてはいても、「これで足りているのかしら?」と不安に思うこともあるでしょう。ニュースでも、子どもの野菜不足について報道されていることがありますよね。

 

では、実際にどれくらい子どもの野菜摂取量が不足しているのか、野菜不足の改善策とともに見ていきましょう。

 

9割の子どもが野菜不足という現実……

「子どもの野菜摂取に関する意識調査(※1)」によると、1日の野菜摂取量が不足している子どもは、96%にも及ぶことが判明しました。つまり、十分に野菜を摂れている子どもは、全体のたった4%しかいないということになります。

 

この数字は、厚生労働省(※2)が推奨している1日あたりの理想的な野菜摂取量と比較して計算されたものです。例えば、3~5歳で240g、6~7歳で270g、8~9歳で300g、10歳以上で350gの野菜を摂るべきだとされています。

 

この数字を見てどう感じるでしょうか?「うちの子も足りてないかもしれない……」と、不安を持つ人のほうがひょっとしたら多いかもしれませんね。なにしろ、野菜を十分に摂れている子どもは4%しかいないのですから。

 

野菜不足が続くと子どもの成長にマイナスの影響も

このようにして野菜不足が続くと、子どもの成長や体調にマイナスの影響を与えてしまうこともあります。

野菜に含まれるビタミンやミネラルは、体の成長をはじめ、集中力を持続させたり、免疫力や代謝力を高めたり、大切な役割を担っています。さらに、食物繊維は腸内環境を整えてくれます。

野菜不足が続くと、こうした大切な機能が低下し、集中力が落ちてイライラしたり、免疫力が落ちたり、代謝力が落ちたり、腸内環境が悪化したり、子どもの成長によくない状況に陥る可能性があるのです。

 

また、非行に走る子どもには「野菜不足」という共通点があることも分かっています。こうした子どもは、カップラーメンやハンバーガー、スナック菓子のようなものばかり食べて、野菜をほとんど摂っていないという調査結果が出ています。

野菜が極端に少ないと、精神を安定させるカルシウムが不足するため、精神的に安定せず、イライラしやすくなってしまうのです。

心も体も毎日の食生活によって作られていますから、野菜もしっかり摂り、バランスのよい食事を心がける必要があります。

 

「じゃあ、子どもの野菜嫌いをなおして、たくさん食べさせないと!」と考える人もいらっしゃるかと思いますが、実は野菜嫌いが野菜不足の原因とは言い切れないかもしれません。

 

実は野菜好きな子どもが多かった!?

先ほどの「子どもの野菜摂取に関する意識調査(※1)」によると、実は「野菜嫌い=野菜不足」とは必ずしも言い切れないのではないか、ということが分かっています。

なぜなら、野菜好きな子どもが全体の半数、55%にも及ぶことが判明したからです。「野菜が嫌いだから、野菜不足になる」と考えがちですが、野菜が好きな子どもは意外といるのです。さらに言うと、この55%に「好きでも嫌いでもない」を加えると、80%近くになります。

ではそうなると、どうして野菜が好きな子どもまで、野菜不足となってしまうのか疑問が残ります。

 

どうして野菜を食べないの?親にも何か原因があるの?

同調査によって、子どもの野菜摂取量が足りている家庭と、そうでない家庭では、食事に対する意識に差があることが判明しました。

 

「お子様の平日の食事を作るとき・買うときに意識していることをそれぞれすべてお答えください」という質問に対する回答を見ると、その違いがよく分かります。

 

この質問に対して、野菜が足りている家庭は、「栄養バランスがよいこと」、「野菜を多くすること」という回答の割合が高くなっています。一方、野菜が不足している家庭は、「すぐに出せる・調理できること」という回答が高い割合を示しています。

 

つまり、野菜が足りている家庭は「栄養重視」で、野菜が不足している家庭は「効率重視」という姿勢の違いがあると言えるでしょう。もしかしたら、こうした食事に対する姿勢の違いが、野菜不足の原因の1つとなっているかもしれません。

 

また、野菜が足りている家庭は、サラダだけでなく炒め物や煮物など、加熱調理でひと手間加えていることも明らかになりました。子どもに野菜を食べてもらうための工夫にも、違いがあるのかもしれません。

 

しかし、そうは言っても明日から栄養バランスを細かく考えて、栄養価の高い野菜をスーパーでじっくり選んで、野菜を食べてもらうために新しいレシピにも挑戦して……と、いきなりそこまでの時間や労力を割くのは難しいですよね?

 

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とれたての野菜や果物は、みずみずしくて、おいしいものです。こうした鮮度や質のよい素材をそろえることが、料理をおいしくするための近道です。ですからまずは、おいしい野菜を見極めて、手に入れることが大切になります。

しかし、「そこまで吟味して選んでいる暇なんてない」という人がほとんどでしょう。そんなときにこそ、野菜の定期宅配サービスが大いに役立ちます。

 

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いかがでしたでしょうか?これなら忙しい人でも、無理なく子どもの野菜摂取量を増やせますし、なにより子どもの「野菜がおいしい!」と喜んでいる姿を見ることだってできるようになるでしょう。

 

 

【参照】

※1 カゴメ株式会社「<31日は「菜(さい)の日」子どもの野菜摂取に関する意識調査>子どもの96%が野菜不足と判明!野菜が好きなのに野菜不足の子ども9割以上 子どもの野菜不足は野菜嫌いが主要因ではないことが明らかに」

※2 厚生労働省「4つの食品群の年齢別・性別・身体活動レベル別食品構成(参考表)」