【珍しくておいしい野菜】茹でたらそうめんに!?不思議な「金糸瓜(きんしうり)」

【珍しくておいしい野菜】茹でたらそうめんに!?不思議な「金糸瓜(きんしうり)」

不思議!茹でたらそうめんになっちゃった

金糸瓜はペポかぼちゃの一種で、日本には十九世紀末に中国から伝わりました。

 

茹でると果肉が糸状にほぐれるので、「そうめんかぼちゃ」「そうめん瓜」などとも呼ばれます。見た目はそうめんのようですが、シャキシャキとして食味はさっぱりしています。

 

かつては日本各地で栽培されていましたが、現在は自家用程度に栽培されているものがほとんどで、市場ではほとんどみかけなくなりました。

 

料理には下ごしらえをした果肉を使います。

 

ドレッシングやマヨネーズと和えてサラダに。

わさび醤油や三杯酢をかけて。

塩胡椒やバターで炒めて。

ソースをかけてパスタ風に。

 

ぜひお試しください。

 

金糸瓜の下ごしらえ

  1. 金糸瓜は皮ごと厚さ5cm輪切りにし、種とワタを取り除く
  2. たっぷりのお湯で10分程茹でる
  3. 果肉に菜箸を刺し、スッと通ったら冷水に取る
  4. 粗熱が取れたら水の中で果肉をほぐし、ザルに取って水を切る

 

◎茹で過ぎるとやわらかくなって、シャキシャキ感がなくなります

◎皮は食べられません

◎下ごしらえした後は、ラップで小分けに包んで冷凍保存もできます

 

金糸瓜の産地、珍しさ

生産地:長野、群馬
区分:変
愛づらし度:50(100が最高)

 

 

見て楽しく、知って楽しく、食べておいしい「いと愛づらし名菜百選」

名前の由来は、「珍しい」と、すばらしさを意味する古語の「めづらし」をかけ合わせたもの。
その名のとおり、

  1. これまで見たことや食べたことのない珍しい野菜
  2. 各地方に伝わる伝統野菜
  3. 形自体が面白く、学術的重要性が高いと思われる野菜(実はこうなっているんだーと感心してしまう野菜)

を基準に選定をおこないます。

「この野菜は…」と話したり思いを馳せたり。ぜひ食卓でお楽しみください。

 

レシピつきでお届け「いと愛づらし野菜セット」はこちらから。