2018年5月3日
【珍しくておいしい野菜】ユニークな姿をした「コールラビ」

ユニークな姿を持つキャベツの仲間
ユニークな姿を持つコールラビ。
葉は巻いていませんが地中海原産のキャベツの仲間で、ザーサイや雲仙こぶ高菜と同様に肥大した茎を食べる野菜です。
同じアブラナ科の大根やかぶは地下部が肥大するのに対し、コールラビは地上部が肥大するのが特徴です。
細い茎と上下を切り落とし、皮を厚めに剥いて芯の部分を使います。生食にも加熱調理にも向いていますので、まずはかぶや大根と同じ調理法をお試しください。緑色と紫色の種類があります。
冷蔵庫で保存する場合は、葉茎を根元近くで切り落とし、乾燥しないよう少し湿らせた新聞紙などで包んでください。
おすすめレシピ「コールラビとベーコンのバター炒め」
材料(2人分)
- コールラビ 1個
- ベーコン 60g
- にんにく 1片
- オリーブオイル 小さじ1
- 塩・こしょう 少々
つくり方
- コールラビは厚めに皮を剥いて一口大に切り、にんにくは薄切りに、ベーコンは細切りにする
- フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火にかけ、香りが立ってきたらベーコンを加えて中火でカリカリに炒める
- コールラビを加え、お好みの硬さまで炒めたら、塩・こしょうで調味する
コールラビの産地、珍しさ
生産地:群馬
区分:変
愛づらし度:30(100が最高)
見て楽しく、知って楽しく、食べておいしい「いと愛づらし名菜百選」
名前の由来は、「珍しい」と、すばらしさを意味する古語の「めづらし」をかけ合わせたもの。
その名のとおり、
- これまで見たことや食べたことのない珍しい野菜
- 各地方に伝わる伝統野菜
- 形自体が面白く、学術的重要性が高いと思われる野菜(実はこうなっているんだーと感心してしまう野菜)
を基準に選定をおこないます。
「この野菜は…」と話したり思いを馳せたり。ぜひ食卓でお楽しみください。
レシピつきでお届け「いと愛づらし野菜セット」はこちらから。