【珍しくておいしい野菜】長野を代表する巾着型の丸なす「小布施丸(おぶせまる)なす」

【珍しくておいしい野菜】長野を代表する巾着型の丸なす「小布施丸(おぶせまる)なす」

長野県を代表する在来丸なす

なすは全国には色や形が異なるたくさんの在来品種があり、それぞれ地方の特産品になっています。

 

丸なすは、近年まで全国各地で栽培されてきましたが次第に姿を消し、現在では新潟、長野、福島、東北の一部など、限られた地域に残っているだけとなりました。

 

小布施丸なすは、長野県小布施町に伝わる長野県を代表する在来種。見た目は巾着型で黒紫色、表面に浅い縦溝が入っています。果肉は硬く煮崩れしにくいのが特長で、煮物や揚げ物、焼きなす、漬け物のいずれにもお使いいただけます。

 

おすすめレシピ「丸なすのおやき」

※写真はイメージです

 

材料(4個分)

皮)

中力粉 150g (強力粉と薄力粉を半々でも)

油 大さじ1

塩 少々

水 1/2カップ

 

具)

丸なす 2個

 

A)

味噌 40g

ごま油 小さじ1

刻んだ大葉 2枚

 

つくり方

  1. 皮の材料を水を注ぎながらしっかりこねる

  2. 耳たぶくらいの硬さになったら棒状にまとめ、濡れ布巾をかけて30分以上寝かせる

  3. Aの材料をよく混ぜる

  4. 丸なすのヘタを取り、半分に輪切り(大きいものは半月切り)にする。横に切り込みを入れ3を挟む

  5. 1を4等分して丸めてから薄く伸ばし、4を包んで蒸す(打ち粉には片栗粉を使ってください)

 

小布施丸なすの産地、珍しさ

生産地:長野
区分:伝統
愛づらし度:50(100が最高)

 

 

見て楽しく、知って楽しく、食べておいしい「いと愛づらし名菜百選」

名前の由来は、「珍しい」と、すばらしさを意味する古語の「めづらし」をかけ合わせたもの。
その名のとおり、

  1. これまで見たことや食べたことのない珍しい野菜
  2. 各地方に伝わる伝統野菜
  3. 形自体が面白く、学術的重要性が高いと思われる野菜(実はこうなっているんだーと感心してしまう野菜)

を基準に選定をおこないます。

「この野菜は…」と話したり思いを馳せたり。ぜひ食卓でお楽しみください。

 

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