2018年6月28日
【珍しくておいしい野菜】長野を代表する巾着型の丸なす「小布施丸(おぶせまる)なす」

長野県を代表する在来丸なす
なすは全国には色や形が異なるたくさんの在来品種があり、それぞれ地方の特産品になっています。
丸なすは、近年まで全国各地で栽培されてきましたが次第に姿を消し、現在では新潟、長野、福島、東北の一部など、限られた地域に残っているだけとなりました。
小布施丸なすは、長野県小布施町に伝わる長野県を代表する在来種。見た目は巾着型で黒紫色、表面に浅い縦溝が入っています。果肉は硬く煮崩れしにくいのが特長で、煮物や揚げ物、焼きなす、漬け物のいずれにもお使いいただけます。
おすすめレシピ「丸なすのおやき」
※写真はイメージです
材料(4個分)
皮)
中力粉 150g (強力粉と薄力粉を半々でも)
油 大さじ1
塩 少々
水 1/2カップ
具)
丸なす 2個
A)
味噌 40g
ごま油 小さじ1
刻んだ大葉 2枚
つくり方
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皮の材料を水を注ぎながらしっかりこねる
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耳たぶくらいの硬さになったら棒状にまとめ、濡れ布巾をかけて30分以上寝かせる
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Aの材料をよく混ぜる
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丸なすのヘタを取り、半分に輪切り(大きいものは半月切り)にする。横に切り込みを入れ3を挟む
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1を4等分して丸めてから薄く伸ばし、4を包んで蒸す(打ち粉には片栗粉を使ってください)
小布施丸なすの産地、珍しさ
生産地:長野
区分:伝統
愛づらし度:50(100が最高)
見て楽しく、知って楽しく、食べておいしい「いと愛づらし名菜百選」
名前の由来は、「珍しい」と、すばらしさを意味する古語の「めづらし」をかけ合わせたもの。
その名のとおり、
- これまで見たことや食べたことのない珍しい野菜
- 各地方に伝わる伝統野菜
- 形自体が面白く、学術的重要性が高いと思われる野菜(実はこうなっているんだーと感心してしまう野菜)
を基準に選定をおこないます。
「この野菜は…」と話したり思いを馳せたり。ぜひ食卓でお楽しみください。
レシピつきでお届け「いと愛づらし野菜セット」はこちらから。