2018年5月17日
【珍しくておいしい野菜】辛味が少なく柔らかい愛知白玉ねぎ

ひかえめな辛味がサラダのアクセントに
もともと愛知県の伝統野菜ですが、長崎県で栽培していただきました。
フランスの「ブラン・アチーフ・ド・パリ」という皮の白い玉ねぎを改良したといわれる玉ねぎで、明治時代より栽培が本格的になりました。
日本では、種を蒔いて早く収穫できる極早生の種類になります。
今は改良種がありますが、昔は春先の玉ねぎの端境期に出回る、貴重な玉ねぎでした。愛知白玉ねぎが春の訪れを告げていたのです。
ぺちゃっとした平たい形で、辛味が少なく柔らかいのが特長。
水分が多くみずみずしい分、日持ちはしないのでお早めにお召し上がりください。
おすすめレシピ「愛知白玉ねぎのオニオンリング」
※写真はイメージです
材料(2人分)
- 愛知白玉ねぎ 1個
- 炭酸水 100cc
- マヨネーズ 大さじ2
- A)
- 小麦粉 1カップ
- 片栗粉 大さじ2
- チキンブイヨン 小さじ1
つくり方
- 愛知白玉ねぎは1cm幅の輪切りにする
- ボウルでA)を混ぜ、炭酸水、マヨネーズを加えてさらに混ぜる
- 玉ねぎに2を絡め、180℃の油できつね色になるまで揚げる
- 塩を振ってお召し上がりください
おすすめレシピ「白玉ねぎのサラダ」
※写真はイメージです
つくり方
- お好みの量をスライスする
- 甘味が抜けないようにさっと水にさらす
- サラダに加え、お好きなドレッシングをかける。ぽん酢や、かつおぶしと醤油などでもおいしいです。
おすすめレシピ「玉ねぎドレッシング」
材料(400ml分)
- 愛知白玉ねぎ 1/2個
- りんご 1/4個
- にんにく 1片
- アンチョビ 2枚
- 卵黄 1個分
- しょうゆ 50cc
- ごま 小さじ1
- 塩 小さじ1/2
- こしょう 少々
- オリーブオイル 150cc
つくり方
- 玉ねぎ、りんご、にんにく、アンチョビは粗みじんに切る
- フードプロセッサーにオリーブオイル以外の材料をすべて入れて混ぜ、なめらかになったらオイルを加えてよく混ぜる
愛知白玉ねぎの産地、珍しさ
生産地:長崎
区分:伝統
愛づらし度:50(100が最高)
見て楽しく、知って楽しく、食べておいしい「いと愛づらし名菜百選」
名前の由来は、「珍しい」と、すばらしさを意味する古語の「めづらし」をかけ合わせたもの。
その名のとおり、
- これまで見たことや食べたことのない珍しい野菜
- 各地方に伝わる伝統野菜
- 形自体が面白く、学術的重要性が高いと思われる野菜(実はこうなっているんだーと感心してしまう野菜)
を基準に選定をおこないます。
「この野菜は…」と話したり思いを馳せたり。ぜひ食卓でお楽しみください。
レシピつきでお届け「いと愛づらし野菜セット」はこちらから。