栄養たっぷり、楽しくておいしい野菜「おかのり」の食べ方
市場から姿を消してしまった野菜が数多くあるのを、ご存知ですか？
形が不揃い、日もちしない、生産や流通がしにくいということから扱われなくなってしまいました。
でも日本各地には、見たこともないおいしい野菜が多くあります。
そんな普段味わえない全国各地の伝統野菜や珍しい野菜をご紹介します。
もっとおいしい野菜に出会いたい…。
そんな方にぜひおすすめしたい野菜です！
「おかのり」は食欲をそそるぬめり
アオイ科の野菜です。葉を乾燥させて火であぶると海苔に似た食べ物になることからこの名が付きました。
葉にはカルシウムやビタミン類が豊富に含まれ、葉ものが少ない夏場には重宝します。茹でるとぬめりが出ますが、暑い日にはそれがまた食欲を誘います。
天ぷら、お浸し、汁の実などにお使いいただけますが、生産者のおすすめは「おかのりご飯」。夏バテ防止になるそうです。
簡単なのでぜひお試しください。
「おかのりご飯」つくり方
- おかのりを茹でて水にさらし、アクを取る。
- 細かく刻んで粘りが出たら、かつお節、醤油を混ぜて、ご飯にのせる。
おかのりの食べ方「おかのりの冷しポタージュ」
「おかのりの冷しポタージュ」は夏にぴったりのおかのりのレシピです。
＜材料＞
- おかのり 150g
- じゃがいも 2個
- 長ねぎ 1/2本
- 油 少々
- 鶏がらスープ 2カップ
- 牛乳 1カップ
- 塩、ごま油、黒すりごま 各少々
＜つくり方＞
- おかのりは茹でて水気を絞りざく切に、じゃがいも、長ねぎは粗めに刻む。
- 鍋に油を熱してじゃがいもと長ねぎを炒め、しんなりしたら鶏がらスープを加えてやわらかくなるまで煮る。
- 2とおかのり、牛乳をミキサーで撹拌し、塩で調味うぃてごま油をたらす。
- 冷やしてから器に注ぎ、黒ごまをかける。
■おかのりの産地、珍しさ
生産地：群馬、三重、埼玉など
区分：変（これまで見たことや食べたことがない珍しい野菜）
愛づらし度：30(100が最高）
■見て楽しく、知って楽しく、食べておいしい「いと愛づらし名菜百選」
名前の由来は、「珍しい」と、すばらしさを意味する古語の「めづらし」をかけ合わせたもの。
その名のとおり、
- これまで見たことや食べたことのない珍しい野菜
- 各地方に伝わる伝統野菜
- 形自体が面白く、学術的重要性が高いと思われる野菜（実はこうなっているんだーと感心してしまう野菜）
を基準に選定をおこないます。
「この野菜は…」と話したり思いを馳せたり。ぜひ食卓でお楽しみください。
レシピつきでお届け「いと愛づらし野菜セット」はこちらから。
いかがでしたでしょうか。
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