2017年7月3日
夏野菜で暑さ&湿気に勝つ!

夏野菜で暑さ&湿気に勝つ!
日ざしがまぶしい夏。色鮮やかな夏野菜がおいしくなる季節です。
東洋医学に基づく薬膳では、季節の変化に合わせて食材を選び、心身のバランスをとるのが基本。
夏を元気に乗り切るポイントは、暑さ、湿気と上手に付き合うことです。
トマト、きゅうり、なすといった夏野菜には、体の熱を取り除く性質があります。
一日中、炎天下で活動した子どもや、夏のレジャーに出かけた後などには、みずみずしい夏野菜をたっぷりとると、内側にこもった熱を冷ますことができます。
湿気対策におすすめなのは、とうもろこしや枝豆など。いずれも、体に停滞した余分な水分の排泄を助けます。
夏バテ、日焼け、暑さによる寝不足など、体調を崩しやすい夏。おいしい旬野菜が美と健康を後押ししてくれますよ!
とうもろこし 品種が多く味もさまざま
- 夏を感じさせるとうもろこしは、出荷産地が2週間で切り替わるほど収穫するタイミングが短い野菜。それだけに、最良の生育状態で採れたおいしさは格別です。
- 糖質、たんぱく質、ビタミン、ミネラルがぎっしりつまっていて栄養豊富。薬膳では、利尿効果があることで知られ、特にヒゲは「南蛮毛(なんばんげ)」と呼ばれ、利尿効果や血圧降下作用があるとされています。蒸し暑さや冷房による冷えで下半身が重くだるくなるといった夏のお悩みにおすすめ。
とうもろこしを使ったおすすめレシピは「とうもろこしとしょうがのごはん」を参考にしてください。
トマト 全国のトマトが一堂に会する
- 6〜8月は北海道から九州のトマトが一斉に出回り、甘味、酸味のバランスがさまざまな各地のトマトを味わうことができます。
- トマトは、ビタミンA、Cのほか、カリウムなどのミネラルが豊富。特に、抗酸化作用のあるリコピンは、健康維持に役立つ成分として注目されています。薬膳では、トマトは体にたまった熱を取り除き、潤いを与えてくれる食材。体を冷やす性質があるので、汗をかいて体が消耗した夏こそたっぷり食べたい野菜です。
トマトを使ったおすすめレシピは「豚肉のソテーフレッシュトマトソース」を参考にして下さい。
すいか 歯触りも味わいたい
- 夏といえばすいか! 長崎県、千葉県、山形県などの産地からお届け予定です。実は、すいかのタネは8割が奈良県産。大正時代に奈良で品種改良が行なわれたためとか。その奈良県からもお届けの予定です。
- すいかは、利尿作用があるため尿と共に老廃物の排泄に一役買ってくれます。体の熱をとり、のどの渇きも癒してくれるので、別名「天然の白虎湯(びゃっことう)」(熱の出るカゼの薬)。薬膳では皮の白い部分も利用します。特に、暑気あたりや発熱後におすすめです。
なす 露地なすは夏だけ!
- 6月以降は、西〜東日本で露地物が出回る時季。豊富な水とたっぷりのお日様の恵みで育ったなすは、皮がつやつやで果肉がほんのり甘くなります。
- なすは90%が水分。「なす紺」といわれる紫色の皮に活性酸素を抑制するポリフェノールが含まれています。薬膳においては、血の熱をとって巡りを助ける食材。冷やす作用が強いため、冷えやすい人はねぎ、しょうが、ピリ辛のスパイスとの組み合わせがおすすめです。
なすを使ったおすすめレシピは「なすとピーマンのクスクスサラダ」を参考にしてください。
おくら 国産おくらは夏が旬
- 一般的なおくらは断面が五角形の「角おくら」が多いですが、らでぃっしゅぼーやでは、味わいのよい「丸おくら」に着目。霧の立つ場所で栽培される、やわらかな「霧立ち丸おくら」や沖縄の「島おくら」も取り扱っています。
- 一般的なおくらも含めて薬膳では消化を促す働きがあるとされ、おなかがはる人やお通じをよくしたい人におすすめ。おなかの調子を崩しやすい夏場は、ネバネバパワーを取り入れ、消化機能を健やかに保ちたいものです。
おくらを使ったおすすめレシピは「おくらと薬味野菜の塩麹和え」を参考にしてください。
いかがでしたでしょうか。
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