夏を乗り切る救世主!いんげんの豆知識や調理ポイントについて

さやごと食べる豆には夏を乗り切る栄養素が豊富
いんげんは、中南米が原産で、江戸時代末期に日本に伝わってきました。
野菜として利用しているのは、まだ緑色の若いさやをまるごと食べる「さやいんげん」のこと。豆だけを食べる金時豆、白いんげん豆などもいんげん豆の仲間です。
夏に旬を迎える緑黄色野菜であり、良質のタンパク質、ミネラル、抗酸化作用を持つカロテンを多く含みます。
また疲労回復効果のあるアスパラギン酸を含むため、強い日差しによってメラニン色素や体内の活性酸素が増えやすい夏に積極的に食べたい野菜です。
現代の食事に不足しがちな鉄分、カルシウム、食物繊維が多く摂れるごま和えやくるみ和えは、特におすすめ。
切り方によって食感が変わるので、味噌汁の具付け合わせにも便利です。
いんげんの豆知識
鮮度を見きわめるポイント
先端がピンとしていて、全体が細くまっすぐでハリのあるものが新鮮。
長さや形が不ぞろいでも、味に影響はない。
さやが平たいモロッコいんげんも
平たく大きく、存在感がばっちり!
食べ方はいんげんと同じだが、筋がなく甘みがあって他の食材とも合わせやすい。
夏のダメージに緑色が効く!
食べているのは若いさやと豆。
緑黄色野菜であり、豆のタンパク質も豊富。
疲労回復、若返りも期待できる。
ツルなしとツルありの品種がある
ツルを出す品種はネットなどを張ってツルをはわせる。
ツルなしの品種(写真)は、背が低い状態のまま収穫。
いんげんの下ごしらえ方法
ヘタの先端をポキリと折る
最近の品種には筋はほとんどない。
あるものは、ヘタの先端から少し折って取る。“キュッ”とした独特の食感が苦手な場合、斜め薄切りにすると気にならない。
いんげんの調理のポイント
煮物は茹でて、炒めものは生で
茹でるときは、端で持ち上げたとき少ししなる程度が目安。
煮物に添えるときは下茹でしたもの、炒めものには生のまま斜め薄切りにして使う。
いんげんの保存方法
長期保存はさっと茹でて
生は保存袋に入れるかラップに包んで野菜室へ。
長期保存する場合、さっと茹でて冷凍庫へ。
完全に凍る前に袋の上から揉んでおくとバラ冷凍になり、そのまま使えて便利。
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【いんげん】
英名: string bean,green bean
仏名: haricot vert
分類: マメ科インゲンマメ属
◎旬
6月〜9月
◎主な産地
北海道、福島、千葉、鹿児島
◎保存場所
保存袋に入れ冷蔵庫の野菜室
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出典元:「いつもの野菜まるごと百科」かんき出版
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