まつ毛の抜け毛は防げるの?まつ毛が抜ける原因と対策一覧

まつ毛の抜け毛は防げるの?まつ毛が抜ける原因と対策一覧

「最近、まつ毛がよく抜ける」、「まつ毛がなかなか生えそろわない」、こういったまつ毛にかかわる悩みを持っていませんか?まつ毛は目元の印象を左右する大切なポイント。まつ毛が少なかったり薄かったりすると、それをカバーするためにまつ毛メイクをする方もいらっしゃると思います。

 

「ボリュームマスカラを塗り重ねる」、「マツエク(まつ毛エクステ)やつけまつ毛でボリュームアップさせる」こういったまつ毛のボリュームアップは定番ですね。しかし、実はこうした方法をとると、まつ毛がもっと抜けやすくなる可能性があるのです。

 

まずは、どうしてまつ毛が抜けてしまうのか、その原因をきちんと理解しましょう。そして、まつ毛をダメージから守るために、正しい対策を実践し、目元の印象アップにつなげましょう。

まつ毛は自然に抜けるもの

まず前提として、まつ毛は自然に抜けるものです。まつ毛が長い人でも短い人でも、毛周期にしたがって生え変わりを繰り返します。毛周期とは、体毛が生え変わるサイクルのことを言います。では、どのくらいの周期で生え変わるのでしょうか?まつ毛の周期は以下のように、主に4期に分類されます。

 

・成長初期→まつ毛は生えてきたばかりでまだ弱々しい時期
・成長期→まつ毛が長く太く成長する時期
・退行期→まつ毛の成長が止まる時期
・休止期→まつ毛が抜けて、次の毛が生えるまでの準備をしている時期

 

このような周期で生えたり抜けたりしています。まつ毛の毛周期は、おおよそ早い人で30日、遅い人でも100日くらいです。ほかの体毛に比べて、周期が早いという特徴があります。そのため、1日に数本抜ける程度であれば、ごく自然なことだと言えます。

 

毛周期のことを踏まえたうえで、それでも「明らかに抜け毛が多い」、「まつ毛の全体的なボリュームが減った」、「まつ毛が大量に抜ける」というお悩みをお持ちでしたら、毛周期とは別の原因と対策を考えるべきでしょう。

 

毛周期以外でまつ毛が抜ける5つの原因と対策

毛周期以外で考えられる原因と対策を以下に見ていきましょう。

 

① 擦りすぎている


まつ毛は見てわかる通り、非常に弱々しい毛です。髪の毛よりも皮膚に浅く埋まっているため、外からの刺激を受けると抜けてしまいやすくなっています。つまり、摩擦に弱いのです。

 

クレンジングする時に、まつ毛を擦りすぎていないでしょうか?濃いマスカラを塗っている場合、「綺麗に落としたいから、ゴシゴシ擦ってしまう」ということもあるかもしれません。しかし、過剰なクレンジングは目元の肌に負担をかけてしまうため、抜け毛の原因になります。

 

クレンジングをする時は目元をゴシゴシ洗わず、ポイントメイク専用リムーバーでやさしくマスカラやアイメイクを落としてください。ポイントメイク専用リムーバーはとても洗浄力が強いので、擦らなくても簡単にメイクを落とすことができます。まずはリムーバーをコットンに染み込ませて、コットンでまつ毛を挟んでください。すぐに拭きとらず、10秒くらいなじませるようにしましょう。その後、コットンをやさしく下に滑らせていきます。そうすれば、まつ毛に負担をかけることなく、綺麗にマスカラを落とすことができます。

 

ほかにも、うつぶせ寝や目を擦るクセなども、摩擦が生まれるので注意する必要があります。目がかゆくなって擦りたくなる気持ちはわかりますが、できる限り我慢したほうがよいでしょう。ただし、なかには、涙や汗をそのままにすると、それらに含まれる塩分が原因で目がかゆくなり擦ってしまうというケースもあります。目を擦りがちな人は、衛生面も見直す必要があるでしょう。もちろん、毛を抜く癖もよくありません。毛母細胞がダメージを受けてしまい、まつ毛が抜けやすくなってしまいます。

 

② マツエク・つけまつ毛によるダメージ

マツエクやつけまつ毛は、メイクの時間を短縮できる点は魅力的です。しかし、マツエクやつけまつ毛は、確実にまぶたに負担をかけています。なぜなら、マツエクやつけまつ毛によってまつ毛全体の重さが増えるため、それだけまぶたを持ち上げる時に余計な力が必要になるからです。とくに、外す時に大きな負担がかかります。強引に引っぱってはがすと、同時にまつ毛が抜けてしまうことも。

 

こうした負担が蓄積すると、本来の毛周期よりも早く毛が抜けやすくなります。まつ毛のボリュームを増やすつもりが、逆に減らす原因になっている可能性があるのです。

 

マツエクやつけまつ毛が必要な場合は少しずつ使う回数を減らしていくようにしましょう。毎日使うことは控えて、まぶたに休憩してもらい、ほかの対策を講じながら、徐々にまつ毛を回復させていくことを心がけてください。

 

③ マスカラを塗りすぎている

マスカラは必須のアイテムだという人も少なくないでしょう。マツエクと比べて、費用の面でお得ですし、まつ毛のボリューム感を出すのに一役買ってくれます。ただし重ね塗りには注意しましょう。

 

マツエクやつけまつ毛と同じで、マスカラをするとまつ毛の重さが増すので、その分まつ毛やまぶたは、重いものを持ち上げるために余分な力を使うことになります。つまり、通常よりも負担が大きくなるのです。重ね塗りなら、なおのこと負担は大きくなります。

 

マスカラを塗る時は、一度ブラシについた余分なマスカラをティッシュオフしましょう。

その後、上まつ毛の根元部分から毛先に向かって、左右に小さく揺らしながら塗っていきます。こうすることで、ダマになることを防ぎ綺麗に塗ることができます。目頭から目じりの順に塗っていき、上まつ毛が終わったら、下まつ毛に塗っていきましょう。

正しい手順で塗ることができれば、重ね塗りする必要もなくなり、まつ毛へのダメージを軽くすることにもつながります。

④ ビューラーで引っぱりすぎている


まつ毛をくるんとカールさせる時に便利なビューラー。しかしこちらも使い方を間違えるとまつ毛を痛める原因になります。

ビューラーを使用する時、根元から一度にまつ毛を引っぱり上げようとしていませんか?あるいは、強く引っぱりすぎていませんか?それだと、まつ毛の根元に負担がかかりますし、ただでさえ皮膚の浅い場所にある毛が引っぱられて抜ける可能性が高くなります。

 

ビューラーを使う際のポイントは、力を入れすぎないことです。強引に引っぱるのではなく、根元付近から毛先に向かって、3段階に分けてまつ毛を挟み、少しずつカーブを作っていきましょう。この方法をとれば、毛が抜けてしまうような心配をせずに、くるんと綺麗なカーブを作り出せます。

 

加えて、ビューラーのゴムが古くなっていないかどうかも重要です。まつ毛を挟むゴムが劣化していると、十分にクッションの役割を果たしてくれず、まつ毛を痛めることになります。ビューラーは劣化したものではなく、新しいものを使いましょう。2ヶ月から3ヶ月に一度は、ビューラーのゴムを交換するようにしましょう。

 

また、ホットビューラーも気をつけて利用したほうがよいでしょう。まつ毛は熱に弱いので、ホットビューラーを長時間使っていると、ダメージを与えてしまうことになります。カールを維持しやすいホットビューラーですが、まつ毛の水分をとってしまうこともありますから、まつ毛へのダメージを避けるためにも、いざという時だけに利用するほうがよいでしょう。

⑤ 生活習慣の乱れ

まつ毛と生活習慣は深く関係しています。まつ毛も体の一部ですから、食べ物や睡眠、ストレスなどの影響を受けます。健康的なまつ毛を保つために、以下の3点に問題がないかチェックし、生活習慣を見直してみてください。

 

・食事
「コンビニのお弁当やジャンクフードなど添加物の多い料理ばかり食べている」、「外食が多い」これらにあてはまる人は、食生活を改善したほうがよいでしょう。外食や添加物の多い食生活をしていると、良質なタンパク質やアミノ酸をとることができず、まつ毛だけではなく髪の毛や肌にまで悪影響を及ぼす可能性があります。

 

まつ毛の抜け毛をピンポイントで対策できるような食べ物はありませんが、育毛をうながす食材はあります。まつ毛や髪の毛など体毛を構成するタンパク質は、そのほとんどがケラチンで構成されています。このケラチンを合成するのが必須アミノ酸です。テレビなどで見聞きしたこともあるかもしれませんが、必須アミノ酸は育毛効果以外にも肝機能の向上、うつ症状の改善、老化防止などさまざまな効果が期待できます。

 

必須アミノ酸が含まれる食材として挙げられるのは、牛肉、鶏肉、マグロ、かつお、豆腐、牛乳、チーズなどです。これらの食材を用いて、まつ毛のもとになる栄養素を補給しましょう。

 

また、亜鉛も体毛の生成を助けてくれる重要な成分です。亜鉛はタンパク質の合成を助けてくれるだけでなく、代謝を向上させる役割も果たしてくれるため、皮膚の生成や体毛の生え変わりを促進させる効果があります。不足しがちな成分ですので、意識的に摂るようにしましょう。亜鉛が含まれる食材として代表的なものは、牛乳、納豆、生ガキなどになります。

 

上記のような必須アミノ酸や亜鉛が含まれている食材で、美味しく安全なものを購入したいとお考えでしたら、無添加食材を購入するのもおすすめです。安心安全な食材で、必要な栄養素を摂っていけば、まつ毛の育毛だけでなく、体全体の健康維持にもつながります。

 

・睡眠
十分な睡眠によって、健康は保たれます。それはまつ毛においても同様で、睡眠不足だと成長ホルモンが正常に分泌されず、まつ毛が成長しづらくなります。睡眠による新陳代謝の促進がまつ毛を強くするので、睡眠不足を解消することはとても重要なのです。とくに22時から2時までは、細胞の生まれ変わりが活発におこなわれますので、この時間は睡眠をとるようにしましょう。

 

なかなか眠れない人は、就寝前に脳を覚醒させるようなPCやスマホは使わないようにしましょう。就寝中は汗をかきますので、水分補給は欠かさずおこなってください。そうすれば、睡眠中の水分不足を防ぎ、安眠を実現することができます。

 

・ストレス

強いストレス状態にさらされると、ホルモンバランスが崩れて、まつ毛を育てる毛母細胞の働きが弱くなってしまうことがあります。家庭や仕事などさまざまな場面でストレスは溜まってしまうものですが、まつ毛を守るためにも、健康を維持するためにも、適度にストレスを解消させる必要があります。

 

例えば、ショッピングに出かけてみたり、趣味の時間を過ごしたり、美容院やエステなどに通って美しさを追求したり、自分に合うストレス解消法を実践するのはいかがでしょうか。

美容液でまつ毛を強化するのがおすすめ

まつ毛が抜ける原因へ直接アプローチする方法としては、専用の美容液を使用するのがおすすめです。

これはヘアケアで言うトリートメントのようなもので、まつ毛をダメージから守り、抜けにくく強化する効果があります。短い・薄い・細いまつ毛でお悩みでしたら、「アンテノーブル まつ毛美容液」※がおすすめです。専用の美容液で、マツエクやつけまつ毛にも強く、切れにくいまつ毛に育ててくれます。ヒアルロン酸やコラーゲンも配合されていますので、保湿効果も期待でき、まつ毛をつややかにすることができます。

 

実際の商品情報は、一覧からアンテノーブル まつ毛美容液をご覧ください。※

 

まつ毛が抜けてしまう原因と、まつ毛の抜け毛を回避する対策についていかがでしたか?大事なのは、メイクやケアを間違えると抜け毛の原因になってしまうということ、そして、生活習慣を整えることが一番の対策になるということです。そのうえで、美容液などを利用して力強いまつ毛を育て上げ、目元の印象をアップさせましょう。

※週によって取り扱いがない場合がございます。ご了承ください。