【アンケート結果】子どもの嫌いな野菜の食べさせ方

先日のアンケートで明らかになった嫌いな野菜ランキング。
1位に輝いたのは「ゴーヤ」でした。2位にパセリ、3位にピーマンと続きました。
だからと言って親としては「嫌いな野菜だから」という理由で食べさせないわけにはいきません。
そこで、らでぃっしゅポケットでは「嫌いな野菜を食べてもらう」工夫についてアンケートを行いました。
お母さんの知恵が詰まったアイディアがたくさんありましたのでご覧ください♪
「見た目は、見えなくします」
最も多かった対策は、
「小さくする」
「小さく刻む」
「加熱し、量を減らす」
「すりおろして混ぜる」
「ペースト状にして混ぜる」
「ミキサーを使うなどしてとにかく細かくしています」
「嫌いなものは小さく刻んだり他のものでくるんで見えないようにする」
でした。
見た目に気付かないと、意外と「スっ」と喉を通ってしまうものです。
食わず嫌いも多いですからね。
まずは、「小さくする」、オススメです。
「作る料理に自然と混ぜます」
これは、お母さんの知恵ですね。
「ハンバーグなどに入れて解らないように作る」
「みじん切りにしたり、カレーに入れたりする」
といった意見が多かったです。
そういった工夫をした後には次のような感想もありました。
「カレーやシチュー、グラタン、ハンバーグ、コロッケなど子供の好むものに混ぜ込む。トマトなどは、カレーに入れると、カレーの美味しさが増すので違和感を感じないで食べてくれてます。その他には、子供の好むドレッシングで、サラダとして出したりして克服したものもあります」
子どもは気付かずに美味しくお母さんの料理を食べているシーンが思い浮かびます。
「調理方法を工夫します」
小さくするだけでなく、小さくした後に更なる工夫もありました。
「出来るだけ小さくし、柔らかく茹でる」
「子供が好きな調味料(ケチャップやマヨネーズ)を使う料理を作るようにしています」
他にも、
「車の形にする」
といった意見もありました。
人気のキャラクターにするのも食事が楽しくなるコツですね♪
さて、これ以下は料理法以外の興味深い対策をご紹介します。
「嫌いな野菜の栄養について教える」
お母さんとして、嫌いな野菜を食べさせなければと考える原動力は「野菜に栄養があるから」です。
身体に必要な栄養をたくさん備えているから、嫌いな野菜でも食べてもらいたい。
ストレートなお母さんは理由を真っ直ぐに説明します。
「工夫はせず、どのような栄養があるかを教えて自分で食べるように勧める」
子どものうちは理解できなくても、いずれ、わかってくれるのではないでしょうか。
他にも、
「家庭菜園で子どもが自分で収穫して食べてみる。一緒に調理を行い食事する」
「野菜作りのテレビなどを観たときに、ひとつひとつ、丁寧に作ってくれてる人がいるから、残しちゃだめだね。などと言葉での説明も必要かなと思います」
という意見もありました。
野菜に普段から触れ合うことで愛情が湧いてくるものです。
家庭菜園ではトマトなどが育てられます。
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「親も美味しそうに食べる」
「祖父や祖母も含めたなるべく家族みんなでご飯を食べる機会を設けて楽しい場を提供する」
という意見もありました。
親と子どもの食の好みは似ることが多いです。
それは、ひょっとしたら毎日の親の食事を見ているからかもしれません。
自分が美味しくないものを子どもに勧めるのは辛いものです。
親子で美味しい食事を楽しみましょう♪
「食べられたことをしっかり褒める」
こんなご意見もありました。
「小さく切って卵などで包み、子供が食べ終わった後苦手な野菜が入ったいたことを教えて「食べられたね」と自信をつける」
子どもは、何で嫌いなものを食べないといけないのか理解しがたいものです。
そこで、食べられた後にはしっかり褒めてあげることが重要ですね。
番外編
自分で乗り越える経験は必要なもの。
「工夫をせず、あえて、そのまま出します」
「何度も繰り返し食卓に出して食べさせる」
「食べるまでは、食事は完了せず、食卓からでられないと言う強硬手段もありました」
子どもたちが自分たちで取捨選択をしていくことで責任を持って行動していくこともあるのではないでしょうか。
嫌いな野菜対策、いかがでしたでしょうか?
まずは子どもが嫌いな野菜を把握してから対策を立ててみてくださいね。