2016年7月29日
枝豆の産地・豆知識「おいしい枝豆の産地はなぜ東北に多い?」

らでぃっしゅぼーやがお届けする「野菜の豆知識・産地紹介」、今回は枝豆の産地を紹介します。
おいしい枝豆の産地はなぜ東北に多い?
きりっと冷えたビールのお供に欠かせない枝豆。ゆでたてのおいしさは格別です。
枝豆は、暑さと涼しさを欲しがる未熟な豆。おいしくなるためには「日中の暑さ」「朝晩の冷涼さ」「湿潤な空気」という3つの要素が重要です。
盛夏にこの環境を与えてくれる地域は、東北や北関東。山形県、秋田県、群馬県などの盆地や準高原の夏場の気候は、昼間には南西日本より暑く、朝晩はスーっと温度が下がり20℃を切るほどに。
この温度帯でデンプン、ショ糖がたっぷり蓄えられ、朝の露が「未熟で食べる豆」である枝豆をふっくらと仕上げます。
東北で多いのが水田からの転作です。
水には困らない畑であることが、より枝豆の品質を安定させています。
いかがでしたでしょうか。
ビールのお供の枝豆が、より美味しくなる野菜の産地紹介・豆知識でした。