冷凍食品って便利だけど栄養価はあるの?

手間を省くことのできる冷凍食品は忙しいときには役立ちますよね。そう思いながらも「冷凍食品って栄養価はあるのかな?」と疑問に感じている方も多いはず。そんな方のために、ここでは冷凍食品の栄養価について説明していきます。
また、冷凍食品でバランスのよい食事を摂るコツや、買うときの注意点についても紹介していきます。
冷凍食品を使ったり買ったりするときの参考にしてくださいね。
時季によっては冷凍食品のほうが高い栄養価のこともある
冷凍食品は便利な反面、「栄養はどうなの?」と心配に感じている方も少なくありません。
しかし、時季によっては生鮮食品よりも栄養価が高いこともあるのです。冷凍野菜の場合、栄養豊富な旬の野菜を収穫からほどなくして急速凍結します。冷凍することによって栄養や味を保ちやすくなるので、旬ではない時季の野菜と比べると、冷凍野菜のほうが高い栄養価のこともあるというわけです。
また、冷凍することで特定の栄養価が高まる野菜もあります。例えば、枝豆は冷凍することによってビタミンAの含有量が、生鮮品よりも高くなります。このように冷凍食品も栄養価が期待できます。
冷凍食品には保存料が使われていない
冷凍食品は-18℃での保存を想定して作られています。この温度であれば、食中毒菌や低温細菌などは増殖しないため、保存料を使わなくても安全が保たれるのです。ちなみに、ご家庭用の冷凍庫は約-20℃から-18℃の間ですので、正常に機能する冷凍庫に入れておけば保存料が使われていなくても心配ありません。
「冷凍食品だから栄養が偏る」は間違い!?
栄養が偏るのは食生活の問題になりますので、決して冷凍食品に原因があるわけではありません。生鮮品であってもいつも同じものを食べ続けるといったような生活をしていれば、栄養が偏ります。同じように冷凍食品を好きなものばかり食べていたら栄養が偏ってしまいます。生鮮品であっても冷凍食品であってもバランスよく食べることが重要なのです。
冷凍食品でバランスのよい食事を摂るコツ
バランスよく栄養を摂るためのコツとして、普段の食事に冷凍野菜を添えるという方法があります。冷凍野菜で手軽に不足しがちな栄養を補うことができるでしょう。もちろん、手料理に加えてもよいですし、冷凍食品やコンビニのお弁当などに加えるのもおすすめです。
栄養はもちろんですが、冷凍野菜を加えることによって様々な食感を味わえることになり、食事がおいしくなるはずです。冷凍食品を賢く使って、おいしく楽しく栄養バランスのよい食生活を心掛けていきましょう。さらにおいしく冷凍食品を食べたいという方はこちらの「冷凍食品の活用術!冷凍食品がもっとおいしくなるコツとは?」を読んでみてください。
ちなみに、冷凍野菜を使う場合には1つ注意しなくてはならないことがあります。それは加熱しすぎないということです。冷凍野菜は、冷凍の前にブランチングといって加熱処理をしています。そのため、冷凍野菜の加熱時間は普通の野菜の3割ほどを目安として調理してください。
冷凍食品を買うときの注意点
スーパーやコンビニで冷凍食品を買うときには注意すべきことがあります。それは、買ったらできるだけ早く家の冷凍庫に入れるということ。先ほどもお伝えしましたが、冷凍食品は約-18℃で保存することを想定して作られています。スーパーやコンビニの冷凍庫からご家庭の冷凍庫まで移動する間に、保存状態が悪く、時間がかかってしまうと、冷凍食品の品質が悪くなってしまう可能性もあります。
持ち帰る際には、新聞紙や包装紙などで包み、保冷バッグにドライアイスや氷などと一緒に入れて温度が上がらないように工夫します。家に帰ったらすぐに冷凍庫に入れてください。帰るまでに溶けてしまった場合には再冷凍せず、なるべく早く使いましょう。
冷凍食品は約-18℃で保存すること、持ち運びの際には可能な限り低温を保つことが大切になります。スーパーやコンビニなどで冷凍食品を買う場合には上記のことに注意してください。ちなみに、らでぃっしゅぼーやでは冷凍食品をご自宅までお届けしております。玄関口で受け取るだけなので、冷凍食品が溶けてしまうことはありません。ご興味のある方はこちらの「らでぃっしゅぼーやの冷凍食品」をご覧ください。
以上、冷凍食品の栄養価、冷凍食品でバランスのよい食事を摂るコツ、買うときの注意点について紹介してきました。冷凍食品を賢く使って、おいしく楽しく栄養バランスのよい食生活を目指していきましょう。