「トマトはなぜ赤い?」リコピンたっぷりの春野菜トマトについて

トマトは栄養価も優れている春野菜のひとつです。
らでぃっしゅポケットでも何度か紹介しているトマト。
「知ってた?トマトが本当においしい季節。実は「春」なんです。」でご紹介したように、今が旬の野菜です。
赤い宝石のように美しく栄養価にも優れた野菜の女王「トマト」
ヨーロッパでは「トマトが赤くなると医者が青くなる」という格言があるほど、栄蓑価に優れたトマト。歴史は意外に新しく、世界的に食用となったのは18世紀ごろ。日本では昭和になって西洋料理の広がりとともに人気が高まり、最近では和食にも取り入れられるようになりました。赤い色素は抗酸化作用を持つポルフェノールの一種、リコピンで、がんや動脈硬化の予防に有効。またビタミンC、カロテンのほかカリウム、ピタミンE、血管を丈夫にするルチンも農富です。大きさ、形、色はパラエティに富み、味や調理法もさまざま。うまみ成分のグルタミン酸がたっぷり含まれるので生食はもちろん、焼いたり煮込んだり、スープ、ソースなど多彩な料理で味わいたい野菜です。
トマトのヘタを見れば、育ちがわかる?
ヘタが緑でみずみずしいものは畑で熟したもの。黒くなっているのは、出荷後、人工的に完熟させたものが多い。
トマトは、ハリとツヤが鮮度の証し
皮がピンと張ってツヤがあり、丸く引き締まったものが新鮮。
ずっしりと重みがあるものは糖度も高い。
まっ赤な色に栄養成分が凝縮されています
赤い色素のリコピンは、トマト特有の栄蓑成分。油とともに摂ると体内での吸収が高まるので、油を使った料理がおすすめ。

お尻のスジで部屋の数がわかる
種が入っている空間と、お尻から放射状に入ったスジの数は同じ。筋が多いほど、甘くて味がいい。
トマトは茎にヘタに向かって赤くなる
鈴なりのトマトは、茎に近い実から順に、お尻からヘタに向かって赤くなっていく。
トマトの調理ポイント
加熱料理には種をきれいに取り除いて
炒めものやスープに入れるときは、少々面倒でも種を取り除くと仕上がりがきれいになる。
トマトを横半分に切って、指ですくい出すといい。
トマトの下ごしらえ方法
湯むきでトマトの食感と甘みがアップ!
ヘタをくり抜き、お尻のほうに浅く十字の切れ目を入れて沸腸した湯に5 秒くらいくぐらせる。すぐに冷水に取り、めくれたところから皮をむく。
トマトの保存方法
乾燥と冷やし過ぎに注意!
青いトマトはヘタを上にして常温で、赤く熟したものは重ならないよう袋に入れ、ヘタを下にして冷蔵庫へ。生で食べる場合、冷やし過ぎると甘みやうまみが感じられなくなるので、食べる2〜3時間前に冷蔵庫へ入れる。
トマトの紹介
英名: tomato
仏名: tomato
分類:ナス科トマト属
◎ 旬
6月〜9月
◎ 主な産地
冬〜春:熊本、茨城、栃木
夏〜秋:北海道、茨城、福島
◎保存場所
冬場は常温で、高温時は冷蔵庫の野菜室
出典元:「いつもの野菜まるごと百科」かんき出版
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次回もお楽しみに。