タラやブリは冬が旬!脂の乗った魚を堪能しよう

タラやブリは冬が旬!脂の乗った魚を堪能しよう

野菜や果物に旬の季節があるように、魚にも旬があります。

冬が旬の魚にはどんなものがいるのかご存知でしょうか。ここでは冬が旬の魚を紹介していきます。旬の時季の魚は、安く手に入れられて、しかもおいしいという特徴があります。これを参考にして脂の乗った最高の状態の魚を堪能していきましょう。

 

 

冬が旬の魚にはどんなものがいる?

冬が旬の魚というと、なにが思い浮かびますか?冬が旬となる魚について以下に詳しく見ていきましょう。

 

■タラ

一般的にタラと言うと、マダラのことを指します。そんなマダラですが、大きいもので体長1mを超えます。冬の時季には脂が乗っておいしいものを手に入れやすくなります。鍋料理にもってこいですね。ちなみに、お腹いっぱいに食べることを「鱈腹(たらふく)食べる」と言いますが、これはマダラの膨らんだお腹を形容しているそうです。

 

■マグロ

マグロと言うと、一般的にクロマグロ(=本マグロ)のことを指します。そのクロマグロの旬は年に2回、11~1月頃と4~6月頃とされています。旬の季節にもなると、大きいもので体長3m・体重400kg以上にも達するものもいます。刺身や煮つけで味わうのがおすすめです。

 

■ブリ

ブリは漢字で書くと、「鰤」です。これは師走(12月)においしい魚だから「師走」の「師」を取って作られたそうです。そんなブリですが、大きくなるにつれて名前が変わります。地方によって呼び名は変わりますが関東だと「モジャコ(ワカナゴ)」→「ワカシ」→「イナダ」→「ワラサ」→「ブリ」となります。これが出世していくことに似ていることから「出世魚」呼ばれ、縁起物とされています。新鮮なブリは刺身で食べるのが一番。ブリ大根やブリの照り焼きもおすすめです。

 

■サバ

日本のサバでよく食べるものにはゴマサバとマサバの2種類があります。ゴマサバの旬は夏。一方のマサバは11~2月頃の冬の時季が旬となります。マサバの中でも10~11月頃にとれるものを「秋サバ」、12~2月頃にとれるものを「寒サバ」と呼んでいます。シメサバや塩焼きで、旬のマサバを楽しみましょう。

 

 

カニも冬が旬

冬の味覚で忘れてはならないのがカニ。冬には大きくずっしりと重い、カニを楽しめます。ここではそんなカニの中でも王様と言っても過言ではない、2種類のカニを紹介していきます。

 

■ズワイガニ

ズワイガニの旬は11~1月頃です。この時季には身の詰まったおいしいズワイガニを堪能できるでしょう。食べ方としては、やはり茹でてそのまま食べるのがよいでしょう。カニ本来の味を満喫してください。また、後ほど紹介するタラバガニにはみそがほとんど入っていないので、カニみそを楽しみたいのであれば、ズワイガニがおすすめです。

ちなみにズワイガニは水揚げする地域によって呼び方が違います。例えば、ズワイガニの呼び方で最も有名な松葉ガニ。こちらは島根県、鳥取県、兵庫県などの山陰地方で水揚げされたズワイガニのことを指します。カニの脚が松の葉のように細くて美しいことが由来しています。

このほかにも福井県で水揚げされたズワイガニは越前ガニ、京都の間人港で水揚げされたズワイガニを、間人(たいざ)ガニと呼びます。

 

■タラバガニ

ズワイガニの値段が1杯1,000~5,000円であるのに対して、タラバガニが1杯2,000~1万円となります。タラバガニは大きく重いものが多いので、1杯で買うことを考えるとズワイガニよりも高くなります。タラバガニは身が太くて食べ応えがあります。タラバガニにするのか、ズワイガニにするのか悩んでいるときは、「食べ応え」と「カニみそ」の2つのポイントから考えるとよいでしょう。そんなタラバガニですが、旬となるのは11~3月頃です。冬の時季、最高な状態のタラバガニを茹でて食べたいものですね。

 

以上、冬が旬の魚について紹介してきました。ここに紹介した冬が旬の魚を、この時季にぜひ食べてみてください。らでぃっしゅぼーやでは野菜だけでなく、魚介類もお届けしています。興味のある方はこちらの「らでぃっしゅぼーやの魚介・水産品」をご覧ください。

 

ちなみに、らでぃっしゅぼーやでは持続可能な漁業のための取り組みをしています。例えば、養殖では周辺海域の環境のために、病気予防以外の目的で薬剤を使うことは原則禁止としています。らでぃっしゅぼーやの取り組みについてはこちらの「らでぃっしゅぼーやの水産品」をご覧ください。