【珍しくておいしい野菜】「大阪しろ菜」

【珍しくておいしい野菜】「大阪しろ菜」

ほっと心が温まる、大阪しろ菜の煮浸し

アブラナ科のつけ菜です。

山東菜と体菜、あるいは白菜と体菜の交雑でできたと言われています。

 

古事記にも記録があり、昔から栽培されてきたと考えられています。

 

葉は上品なうぐいす色で茎は真っ白。「これぞ日本の菜っ葉」という美しい姿は、関西では馴染み深いですが、最近は小松菜の栽培が増え、その座を譲りつつあります。

 

アクが少なくくせのない味わいが特長で、下茹での必要はありません。お浸し、油揚げとの煮びたし、炒め物、鍋物などがおすすめです。

 

※葉の色が薄く黄色く変わりやすいため、お早めにお召し上がりください。

 

おすすめレシピ「大阪しろ菜のミルク煮込み」

 

材料(4人分)

  • 大阪しろ菜 200g
  • 水 4カップ
  • 牛乳 4カップ
  • 干しえび 1/4カップ
  • 細切りベーコン 適宜
  • 塩 少々
  • 酒溶き片栗粉(片栗粉 大さじ2、酒 大さじ2)

 

つくり方

  1. 鍋に水を入れて火にかけ、沸騰したら火を止めて干しえびを入れ、そのまま20分ほど置いて戻す
  2. ?の鍋に牛乳を加えて火にかけ、ベーコンとざく切りのしろ菜を入れる
  3. 沸騰直前で弱火にし、コトコト煮込む
  4. しろ菜が柔らかくなったら、塩で味を調え、酒溶き片栗粉でトロミをつける

 

大阪しろ菜の産地、珍しさ

生産地:徳島
区分:伝統
愛づらし度:50(100が最高)

 

 

見て楽しく、知って楽しく、食べておいしい「いと愛づらし名菜百選」

名前の由来は、「珍しい」と、すばらしさを意味する古語の「めづらし」をかけ合わせたもの。
その名のとおり、

  1. これまで見たことや食べたことのない珍しい野菜
  2. 各地方に伝わる伝統野菜
  3. 形自体が面白く、学術的重要性が高いと思われる野菜(実はこうなっているんだーと感心してしまう野菜)

を基準に選定をおこないます。

「この野菜は…」と話したり思いを馳せたり。ぜひ食卓でお楽しみください。

 

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