2017年12月7日
【珍しくておいしい野菜】「聖護院大根(しょうごいんだいこん)」とは

聖護院大根(しょうごいんだいこん)コトコト煮ると最高に美味しい大根
伝統的な京野菜のひとつで京都の冬にはかかせません。
江戸時代後期に京都市左京区聖護院の東、黒谷にある光戒光明寺に尾張の国から奉納された長く大きな大根を、聖護院の篤農家が栽培し始めたのが始まりです。
毎年短いものを選んで種採りを続けるうちに、丸い形に育成されたとされます。
肉質が緻密でやわらかいのに、煮崩れしにくく、上品な甘味ととろけるような口当たりで、煮物には最適の大根です。
ぜひ薄い味付けで大根の味をお楽しみください。その他のお勧めは漬物、サラダ、鍋の具、ステーキなどです。
おすすめの食べ方「聖護院大根のふろふき柚子味噌」
材料
- 聖護院大根
- 米のとぎ汁 1L
- 昆布 10cm
- 塩 少々
- 柚子皮すり下ろし 小さじ1/3
A)
- 白味噌 80g
- だし汁 大さじ2
- 砂糖 小さじ1
- みりん 小さじ1
つくり方
- 聖護院大根は皮をむき、面取りをしてから、米のとぎ汁で落とし蓋をしてやわらかくなるまで茄でてから水洗いする
- 鍋に昆布を敷いて大根を並べたら、かぶるくらいの水を入れ、塩を加えて弱火で煮る
- A) を鍋に入れ、弱火で艶が出るまで練り混ぜる。火を止めてから柚子加える
- 大根を器に盛り、?をかける
聖護院大根の産地、珍しさ
生産地:京都ほか
区分:伝統
愛づらし度:30(100が最高)
見て楽しく、知って楽しく、食べておいしい「いと愛づらし名菜百選」
名前の由来は、「珍しい」と、すばらしさを意味する古語の「めづらし」をかけ合わせたもの。
その名のとおり、
- これまで見たことや食べたことのない珍しい野菜
- 各地方に伝わる伝統野菜
- 形自体が面白く、学術的重要性が高いと思われる野菜(実はこうなっているんだーと感心してしまう野菜)
を基準に選定をおこないます。
「この野菜は…」と話したり思いを馳せたり。ぜひ食卓でお楽しみください。
レシピつきでお届け「いと愛づらし野菜セット」はこちらから。
いかがでしたでしょうか。
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