2017年10月12日
【珍しくておいしい野菜】「日本ほうれん草」とは

江戸時代から続く、西洋種にはない甘みが特長の東洋種のほうれん草「日本ほうれん草」
原産は西アジア。ほうれん草の「菠薐(ほうれん)」とは中国語でペルシャのこと。
原産地と言われるペルシャから東はシルクロードを経てヨーロッパへ広がりました。
葉に切れ込みがある剣葉は東洋種、丸葉は西洋種です。日本へは江戸時代に中国から東洋種が伝わりました。
現在日本で栽培されているほうれん草のほとんどは西洋種か、西洋種と東洋種を掛け合わせたものになります。
純粋な日本ほうれん草は収量が悪い上、地に這うように横に広がり手間がかかるため栽培する農家が減り、今では希少な品種になっています。
日本ほうれん草のおすすめの食べ方「日本ほうれん草のめんつゆ漬け」
材料(2人分)
- 日本ほうれん草 100g
- めんつゆ 大さじ5
- 根しょうが 適宜
作り方
- 日本ほうれん草はよく洗い、10〜15秒ほど茹でてから水気を絞る
- めんつゆに極細切りにした根しょうがを加え、ほうれん草を30分漬け込む
- ほうれん草を取り出し、5cm程度の長さに切って器に盛り、根しょうがを乗せる
ポイント
冷凍保存するときは、硬めに茹でてから冷水にとり、5cm程度に切ってからしっかりと水気を絞ります。空気が入らないようラップで包み、保存袋へ入れて冷凍庫で保存します。
日本ほうれん草の産地、珍しさ
生産地:神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、京都府
区分:伝統
愛づらし度:50(100が最高)
見て楽しく、知って楽しく、食べておいしい「いと愛づらし名菜百選」
名前の由来は、「珍しい」と、すばらしさを意味する古語の「めづらし」をかけ合わせたもの。
その名のとおり、
- これまで見たことや食べたことのない珍しい野菜
- 各地方に伝わる伝統野菜
- 形自体が面白く、学術的重要性が高いと思われる野菜(実はこうなっているんだーと感心してしまう野菜)
を基準に選定をおこないます。
「この野菜は…」と話したり思いを馳せたり。ぜひ食卓でお楽しみください。
レシピつきでお届け「いと愛づらし野菜セット」はこちらから。
いかがでしたでしょうか。
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