【珍しくておいしい野菜】幻のブランド品種「尾島ねぎ」

【珍しくておいしい野菜】幻のブランド品種「尾島ねぎ」

やわらかくて甘みが強い希少な葉ねぎ

群馬県尾島町の伝統野菜です。別名「利根太ねぎ」。

利根川の左岸に位置する尾島町は、群馬県でも有数のねぎの産地です。河川の氾濫がもたらした肥沃な土壌で育つねぎの品質の良さは、他の追従を許しません。なかでも尾島ねぎは、食味が良いことから、かつては深谷ねぎと並ぶブランド品でした。

 

「利根川緑の会」の生産者さんは、「風で倒れやすく、収量が悪いのですが、地元の名を冠したねぎを守るために栽培し続けたい。この味を息子たちにも伝えていきたい」と、種を守り続けています。

 

おすすめレシピ「尾島ねぎと手羽先の煮物」

※写真はイメージです

材料(つくりやすい量)

  • 尾島ねぎ
  • 鶏手羽先
  • 人参
  • 椎茸
  • 生姜
  • A(酒、醤油、みりん、砂糖)
  • ごま油

 

つくり方

  1. 尾島ねぎは長さ5cm、人参は短冊切り、椎茸は食べやすい大きさに切る。
  2. フライパンにごま油を熱し手羽先を皮から焼き、色がついたら皿にとる。
  3. 2のフライパンに薄切りした生姜と野菜を入れて炒め、火が通ったら手羽先、ひたひたの水を入れて煮て、Aの調味料で味を調える。

 

尾島ねぎの産地、珍しさ

生産地:群馬
区分:伝統
愛づらし度:50(100が最高)

 

見て楽しく、知って楽しく、食べておいしい「いと愛づらし名菜百選」

名前の由来は、「珍しい」と、すばらしさを意味する古語の「めづらし」をかけ合わせたもの。
その名のとおり、

  1. これまで見たことや食べたことのない珍しい野菜
  2. 各地方に伝わる伝統野菜
  3. 形自体が面白く、学術的重要性が高いと思われる野菜(実はこうなっているんだーと感心してしまう野菜)

を基準に選定をおこないます。

「この野菜は…」と話したり思いを馳せたり。ぜひ食卓でお楽しみください。

 

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