「肝」の養生で春を元気に!薬膳の基本「五行」を生かしたレシピを紹介!

「肝」の養生で春を元気に!薬膳の基本「五行」を生かしたレシピを紹介!

日ごとに暖かくなると、草木から花が咲き、とても美しい景観を作り出します。

 

春は始まりの季節と言われていて、この時期に身体の調子を整えておくことが、1年を元気に過ごす大切なポイントになります。

 

そこで、「薬膳」を取り入れることをおすすめします。ここでは、薬膳を生かしたレシピを紹介しますので、健康な身体作りをしていきましょう。

 

「薬膳」とは?

 

薬膳とは、「漢方医学」に基づいて食材を選び、調理した料理のことを指します。

 

体調を意識した食事を「食養生」と呼び、「薬膳」もその代表的なものの1つ。私たち1人ひとりの体質や臓器などに合う食べ物を、いかに効率的に摂るかを考えられて作られた料理です。

 

薬膳に使用される食材として代表的なものに、「紅花」や「梅松子」などがありますが、これ以外にも私たちの身近にある食材を使用して作ることもできます。

 

「陰陽五行説」とは?

 

薬膳の基本的な考え方に、「陰陽五行説」というものがあります。

 

「陰陽」とは、自然界に存在するものはすべて陰と陽に分けられるという考え方です。この陰と陽のバランスが取れている状態が良いとされています。

 

「五行」とは、この世に存在するすべての物は、木・火・土・金・水の五つの元素によって構成されており、すべての物事はこの順番通りに流れているという考え方です。

 

この五行において、春は「木」に属していて、自然界に存在するすべての物がすくすくと成長し、新陳代謝が活発になると言われています。そのため人間の体でも新陳代謝が活発になります。

 

こうした体の活動と関係があるのが「肝」の臓器です。のびのびとしている状態で、まるで春の草木のような状態を好むとされています。そのため、ストレスによって肝の機能が低下してしまうと、イライラやうつ状態、さらには消化器系の不調や疲労感などを引き起こすと考えられています。

 

そのため、食によって「肝」の健康を保つように心掛けることが大事なのです。

 

肝を養う薬膳レシピ!海老とチンゲン菜のオイスター炒め

※写真はイメージです

 

チンゲン菜にはデトックス効果があり、海老は腎を丈夫にして食欲増進に効果的だと言われています。

海老とチンゲン菜のオイスターソース炒めは、肝臓の働きを助けてくれる料理です。

 

【材料】

  • チンゲン菜  2束
  • 海老     100g
  • サラダ油   大さじ1
  • 水溶き片栗粉 小さじ1

<調味料>

  • 酒        大さじ1
  • オイスターソース 大さじ1/2
  • 醤油大さじ    1/2
  • すりニンニク   1/4個
  • おろし生姜    少々
  • 水        大さじ2

 

【作り方】

  1. チンゲン菜を1枚ずつはがしてきれいに洗い、食べやすい大きさに切りましょう。
  2. 調味料を合わせてよく混ぜておきます。
  3. 海老は皮をむいて背ワタをきれいに取り除いたら、臭みを取るために分量外の片栗粉、水、塩を適量にまぶしてもみ洗いをします。終わったら水で洗い、ザルに上げて水を切りましょう。
  4. 熱したフライパンに油をしいて海老を入れ、表面の色が少し赤くなるまで炒めます。その後チンゲン菜を入れますが、茎、葉の順に入れるといいでしょう。
  5. チンゲン菜の色が鮮やかになるまで炒め、2で合わせておいた調味料を投入します。
  6. さっと炒めて馴染ませたら、水溶き片栗粉でとろみをつけ、お皿に盛って完成です。

 

身近にある食材でも薬膳の効果を持つものがたくさんあります。

 

健康のためにもぜひ試してみてくださいね。

 

 

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次回もお楽しみに。