静岡茶の1番茶の摘み時。5月に元気な静岡人。

ご存知ですか?静岡は、5月の連休あたりから街がざわついています。
静岡茶の摘み時は4月中旬〜5月中旬
その理由は一番茶の季節だから。鹿児島などから始まり、全国的に4月下旬〜5月中旬が一番茶の摘み時。心地よい気候と相まって、一番茶の季節は、県民の心も一気に活動的になります。
日本で栽培されているお茶、日本茶は学術的には「チャノキ」というひとつの植物です。品種としては60以上が登録され、作型、地域、香りや味などいろいろな違いがあります。中には、「花粉症に効果的なお茶」なんてものも。
お茶は、栽培、製茶、淹れ方により味、香りが大きく左右されます。そこが面白い。おいしいお茶の定義は、香り、苦味、甘味の「バランス」です。個人的に大好きなのはやっぱり、地元の「本山茶」です。
静岡市の茶畑
静岡市の山奥、梅ヶ島地域は、標高500〜1000m、南アルプス南限域に位置し、安倍川の源流域です。
川の両岸にへばりつくように茶畑が広がっています。そのため、茶畑に霧が立ちやすく、さらに谷間のため日照時間が少ないのです。
また、河川が削った谷は大小の石がゴロゴロ。日照の弱いこの環境、甘味の強い玉露やかぶせ茶の生育環境に似ています。日当たりのよい環境ではカテキン(渋味成分)が、低日照で育つ葉には、相対的にテアニン(旨味成分)が増えます。石がゴロゴロの痩せた土質では余計な肥料分や水分が保持されません。根から主食である窒素分の吸収を抑え、ゆっくりじっくりと生育します。僕は「霧の立つような場所、石がゴロゴロしている場所のお茶はうまい」と教えられてきました。
全国には多くの個性溢れるお茶があります。ぜひ「私のお気に入り」を見つけてください。毎年の楽しみが増えますよ。さあ、今年の一番茶はどうだろう?
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次回もお楽しみに。