2018年1月6日
1月7日に食べる七草粥の由来は?七草を使ったおすすめレシピ

七草とは「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」のこと
小さい頃に春の七草を一生懸命覚えた方も多いのではないでしょうか?
日本では年が明けて松の内の最後の日である1月7日の朝に、七草粥を食べる風習があります。
どうして1月7日に七草粥を食べるのでしょうか?
七草の由来と七草のレシピをご紹介します。
春の七草とは
なぜ1月7日に七草粥を食べるのでしょうか?
まず、七草の由来をご紹介します。
「五節句」という言葉をご存じでしょうか?
もとは中国から伝わってきたもので、1年に5回ある節句を「五節句」といいます。
「五節句」は、1月7日「人日(じんじつ)の節句」、3月3日「上巳(じょうし)の節句」、5月5日「端午(たんご)の節句」、7月7日「七夕(しちせき)の節句」、9月9日「重陽(ちょうよう)の節句」です。
日にちを見てお気づきのように、月と日に奇数が重なる日が五節句となっていますが、1月7日だけは1月1日の元旦は別格として、1月7日となっています。
江戸時代に幕府がこの「五節句」を制定したことと、古来から日本の風習にあったお正月に若菜を摘んで食べる「若菜摘み」が結びついて、現在の「七草粥」になったといわれています。
七草はまだ寒さが残る早春にいち早く芽吹くことから、邪気を払うといわれています。
お正月から食べたり飲んだりが続き、疲れが出はじめた胃腸の回復にも七草粥ははちょうどいい食べ物ですよ。
お正月に家庭で作れる「七草粥」の簡単レシピ
※写真はイメージです
炊いたご飯で簡単に作ることができる七草粥をご紹介します。定番の七草粥はお正月の胃腸の疲れを癒やしてくれます。
【材料(2人分)】
- ご飯 お茶碗2杯分
- 七草 1/2パック
- 水 3カップ
- 粉末だし 小さじ1
- 塩 適量
【作り方】
- 鍋に炊いたご飯と水3カップと粉末だしを入れて火にかけて、煮立ったら弱火で5分煮る。
- 七草は一口大に切っておく。
- 1のおかゆに2の七草と塩を入れて、全体に混ぜ合わせてさらに5分煮る。
- 器にもってできあがり。
七草を使ったアレンジレシピ!「七草のクリームスープパスタ」
※写真はイメージです
いつもの七草粥は飽きてしまった…という方に、七草を使ったクリームパスタのレシピをご紹介します。
スープたっぷりのパスタと七草で、胃腸の元気を取り戻してくださいね。
【材料(2人分)】
- スパゲッティ 200g
- 七草 1パック
- 玉ねぎ 1/4個
- ベーコン 2枚
- オリーブオイル 大さじ1
- にんにく 1片
- 塩 適量
- 黒こしょう 適量
<スープ>
- 牛乳 300cc
- 水 300cc
- 固形コンソメ 2個
- 粉末だし 小さじ1
【作り方】
- 七草は一口大に切り、玉ねぎは薄切りにする。ベーコンは1cm幅に切って、にんにくはみじん切りにしておく。
- 鍋にたっぷりのお湯を沸かして塩(分量外)を入れる。スパゲッティをゆで時間の1分前までゆでる。
- 鍋にオリーブオイルとみじん切りにしたにんにくを入れて炒める。
- にんにくの香りがたってきたら、玉ねぎを入れて色が薄くなるまで炒める。
- 玉ねぎの色が薄くなったら、ベーコンを入れて炒める。
- 全体的にしんなりしたら、<スープ>の材料を入れて沸騰する前に火を弱める。
- 6にひとくち大に切った七草を入れて、塩と黒こしょうで味を調える。
- スパゲッティがゆであがったら、湯切りをして7の鍋に入れてスープと混ぜる。
- 器にもってできあがり。お好みで粉チーズをかける。
スタンダードな七草粥だけでなく、さまざまなアレンジで七草を楽しんでみてくださいね。
いかがでしたでしょうか。
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