2017年2月9日
震災・災害時に役立つ身近な万能グッズ「トイレ・ゴミ袋・寝袋」

震災・災害時に役立つ万能グッズをご紹介します。
災害後、被災者の大きなストレスとなるのが、トイレやお風呂をはじめ、「普段の暮らし」を実現できないことです。
自分の体調を整える知恵は、身近なところにもたくさんあります。
前回までの特集も参考にしてください。
もしもの時に「緊急トイレ」「色付きごみ袋」「ワセリン」「寝袋」
1.一番の問題はトイレ。家族の数日分は処理できる凝固剤入りの緊急トイレは準備しておきたいものです。
2.大きめのごみ袋は緊急トイレの便座にかぶせる袋にしたり、穴をあけてポンチョ代わりに着たり、敷物として使ったり、雨風をしのいだり、何かと活躍します。汚物処理のために色つきのごみ袋も用意しておきましょう。
3.痛みどめや家族の常備薬、基本的な風邪薬などは数日分をセットにして持っておきましょう。
避難所での体調不良は極力避けたいものです。
4.懐中電灯は就寝時でもすぐに手に取れる場所に。しまいこむのはNGです。コンセントに差したまま収納・充電できるタイプのライトは、放電の心配もなくすぐに灯りを灯せます。
5.ラベンダーとティーツリーの精油は、やけどや切り傷などに少量塗ると殺菌効果があり、水膨れや化膿を防止してくれます。ワセリンと混ぜれば香りでリラックス効果も。
※必ず災害時ではない時に使ってみるか、パッチテストを行ってから使用しましょう。
6.新品のワセリンをひとつ、備えておきましょう。
全身の保湿、すり傷の手当に使えますし、少量の精油と混ぜて使うこともできます。
7.冬の災害時には欠かせない毛布や寝具ですが緊急時に運びきれません。アルミシートで保温効果のある、かさばらない大判のブランケットや寝袋が活躍します。
8.水を確保するためのバケツやポリタンクは水を入れて背負ったり、さげたりできるタイプのものが便利です。
※ライフウォーターバッグ