2017年2月2日
震災・災害時の備えに準備したい「食品・ストック」の知恵

震災・災害時の食事の鉄則は「まずは、あるものを」。そして「日常からのローリングストック」。災害時の食品・ストックの知恵をご紹介します。
震災・災害時には、まず3日間をどう過ごすかがカギです。
温かいものは貴重です。
また、糖分の補給にドライフルーツはおすすめです。
前回ご紹介した「震災・災害時の備えとして準備したい8つのこと」も参考にしてください。
震災・災害時には、まずは食品の整理から。3日間の食料はすでに台所にあり
1.冷蔵庫の中身は賞味期限の短いものから消費
災害が起きたらまずは落ち着いて、住まいが無事であれば今備蓄している食品を整理し、3〜4日間をどうしのぐか、計画を立てましょう。
まずは冷蔵庫に入っているもの、足の早いものから消費するようにします。
2.水は使いながらストックしておく
水は備蓄に適した長期保存水もありますが、肝心な時に使用期限が切れていては大変です。
普段使っている水を多めにストックして、使いながら備えもする、「ローリングストック」がオススメです。
3.ガスコンロは必需品
一家に一台、カセットコンロは必需品です。
ガスボンベも普段からのローリングストックを心がけます。
4.賞味期限が長い乾麺は普段からストック
パスタや素麺など、賞味期限が長く、米に比べて調理時間が短い乾麺は非常時に重宝します。
普段から少し多めにストックしましょう。
5.災害時にはたんぱく質をとれるように
災害時は栄養が偏ります。
少しでもたんぱく質をとりましょう。
魚や肉の缶詰は貴重品。
水煮缶を用意しておくとどんな味付けでも合います。
6.栄養食品のストックも忘れずに
同じくドライフルーツ、ナッツ、青汁、野菜ジュースなど、身体の調子を整える栄養食品は少しでもストックがあると助かるものです。
7.地域の避難所では最低限の食料も
食料は地域の避難所で最低限は提供してもらえます。
非常持ち出し袋に大量の食料を入れておく必要はありません。