ビタミンCが豊富!ピーマンの料理方法や保存方法

じつは未熟な唐辛子。夏の健康と美肌の特効薬に
ピーマンは、唐辛子のなかでも辛みのない品種を改良した野菜。
緑色のピーマンは未熟な状態で収穫したもので、そのまま木で熟すと甘みが増し赤やオレンジ色に近づいていきます。栄養価の高い緑黄色野菜として知られ、特にビタミン類とカロテンが豊富。
太陽をたっぷり浴びた旬の1個にはレモン1個分に相当するビタミンCが含まれます。ビタミンCはメラニン色素を分解し、免疫力を高めるカロテンには紫外線でダメージを受けた目や肌の回復を促す働きがあるので、旬を迎える夏にこそたくさん食べたい野菜です。
ピーマンに含まれるビタミンCは加熱調理しても壊れにくく、カロテンは肉や油と一緒に調理すると吸収されやすくなるので、肉詰めや炒めものがおすすめです。
■ヘタの部分で鮮度をチェック
ヘタが緑で、周りが盛り上がりピンと張っているものが新鮮。
鮮度が落ちると変色し、黒ずんでくる。
■ダイナミックに種ごと食べる!
種の周りは肉厚でやわらかく、うまみもたっぷり。
初夏の走りの時期のものは、種つきのまま乱切りにして炒めてもおいしい。
■ふっくらと弾力のあるものを選ぶ
緑のピーマンは未熟な状態で収穫したもの。
皮がつややかでみずみずしく、緑色が濃く肉厚で弾力のあるものがいい。
時間がたつと、かたくなってくる。
■品種によって食べ方いろいろ
ピーマンにもいろいろ種類があり、最近は皮の薄いものが主流。
一方、軸が太く肉厚の「ちぐさ」は、生はもちろん、シンプルな料理方法で味と香りを楽しみたい。
■切り方を変えれば食感も変わる
繊維に沿って縦にせん切りにするとシャキッと、横に切るとやわらかい食感に。
炒めものには縦切り、生で食べるときは横に切るといい。
ピーマンの下ごしらえ方法
苦みを取れば苦手な人も食べやすく
内側の白い筋が苦み成分の一種「アルカロイド」。
苦手な場合は、丁寧にそいで取り除くと食べやすくなる。
さっと茹でても苦みが和らぐ。
ピーマンの調理のポイント
きれいな形のままヘタを取り除くには?
輪切りにするときはヘタの近くを薄く切り、指で種を取り出す。
肉詰めなど丸ごと使いたい場合、ヘタを指で押し込んで種を中に落とすときれいに取れる
ピーマンの保存方法
さっと茹でて冷凍保存もOK
ポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で約1週間保存できる。
冷凍保存する場合、スライスしてからさっとゆで、粗熱を取り冷凍庫へ。
使うときは解凍せずそのまま加える。
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【ピーマン】
英名: sweet pepper,bell pepper
仏名: poivron
分類: ナス科トウガラシ属
◎旬
6月〜9月
◎主な産地
通年:岩手、茨城
冬~春:茨城、高知、宮崎
◎保存場所
ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室
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出典元:「いつもの野菜まるごと百科」かんき出版
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