目指せ血液サラサラ!野菜不足を解消してドロドロ血液対策をしよう

目指せ血液サラサラ!野菜不足を解消してドロドロ血液対策をしよう

「ドロドロ血液」とは?

「ドロドロ血液」と「サラサラ血液」。健康に関する番組や記事でよく聞く言葉ですが、具体的にどういう状態なのかご存知ですか?
ドロドロ血液とは、余分なコレステロールや中性脂肪などの不要なものが血中に増えて、血液が流れにくい状態のこと。サラサラ血液とは逆に、血液がスムーズに流れている状態のことを指します。

血液が流れにくくなってしまうと、必要な栄養が体に上手く回らず新陳代謝が悪くなり、肩凝りや冷え性といった不調が起こることも。さらに悪化すると、脂肪肝や動脈硬化などの命に関わる病気を引き起こす可能性もあります。

ドロドロ血液になってしまう原因は、脂肪やコレステロールの摂りすぎ、喫煙やストレスなどさまざまですが、その中の1つが野菜不足です。
野菜に含まれる食物繊維やビタミンなどの成分は、血液をサラサラにしてくれる効果が期待できるので、普段から積極的に野菜を摂取したいですね。

血液をサラサラにしてくれる食べ物・野菜は「玉ねぎ」「ピーマン」「ごぼう」

【玉ねぎ】
血液サラサラ食材と言ったら玉ねぎ!と思う方も多いのではないでしょうか。
実際その通りで、玉ねぎに含まれる「ケルセチン」というポリフェノールは、血中の余分な脂肪を排出して血液を流れやすくしてくれます。
また玉ねぎを含む長ネギやニンニクなどの香味野菜は、血行促進や血栓予防の効果が期待できますよ。

【ピーマン】
ピーマンの香りに含まれている「ピラジン」という成分は、血栓予防や血液の流れを改善する作用があります。
ビタミン類も豊富なので、血管の老化を防いでくれますよ。
ピラジンはニンニクやほうれん草、トマトや大根などにも含まれています。

【ごぼう】
ごぼうに豊富に含まれる食物繊維は、血中のコレステロール値を下げる働きがあります。
食物繊維はさつまいもやかぼちゃ、ブロッコリーや春菊など、さまざまな野菜に多く含まれているので、毎日の食事で上手に摂取したいですね。

野菜を効率よく摂取するには飲み物で工夫

厚生労働省は、「野菜は1日350g以上摂取しましょう」と推奨しています。
しかし20代〜30代の野菜摂取量の平均は240gと、かなり低い数字に。毎日多くの野菜を摂取するのは、現代人にはなかなか難しいようですね。
できるだけ多く、しかも美味しく野菜が摂れるメニューをご紹介します。

【スムージー】
ミキサーやブレンダーで食材を砕くとかなり嵩が減るので、たくさんの野菜をまとめて摂取することができます。全て野菜にしてしまうと苦みの強いスムージーになるので、バナナやリンゴなどの果物を混ぜつつ、野菜中心のスムージーをつくりましょう。

【チョップドサラダ】
全ての食材を小さく切り、スプーンですくって食べる話題のサラダです。
野菜だけで作るもよし、ささみなどを加えてメインのメニューにするもよし。たくさんの野菜を摂取できるので、サラダ系メニューの中でも特におすすめの調理法です。

【野菜スープ】
スープも一度にたくさんの野菜を摂取できるメニューです。
大量に作って2日はコンソメスープとして食卓に並べ、まだ余るようならカレー粉を追加してカレースープにリメイクすると、3〜4日は汁物に困りませんよ。スープに飽きてしまったら、お米と混ぜてチーズをのせて、カレーリゾットにする方法もあります。
ぜひ試してみてくださいね。