2017年6月6日
なるほど用語辞典「有機JAS」

「有機」「オーガニック」を名乗るために不可欠な規格
食品を選ぶ判断材料のひとつに「有機」「オーガニック」があります。実はこの2語、つくり手が自由に使える言葉ではありません。その理由こそが「有機JAS」規格。1950年に農林物資規格法として誕生したJAS(Japanese Agricultural Standard)法の中でも「有機」「オーガニック」を管轄する規格として 2000年にスタート。これにより農林水産大臣が登録した認定機関が認めた生産者・製造業者だけが「有機」「オーガニック」と商品に表示できるようになりました。
実はそれまでの日本では「有機」「オーガニック」に関するルールがなく、表現は売り手の判断に委ねられていました。そこに、国際的なルールに基づいてつくられた有機JAS規格が登場することによって、「有機」「オーガニック」を語る上での明確な基準が生まれ、消費者が商品を選ぶ際の新たな“目安”となったのです。
有機JASは“目安のひとつ”と考えます
私たちの生活に広く浸透した有機JAS規格ですが課題もあります。制度作成時に参考とした国際ルールは外国の気候や風土を基本としているため、湿度が高い日本には合わない部分も…。また認証には大変な労力と費用がかかるため、あえて有機JAS認定を取得しないつくり手も少なくありません。
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次回もお楽しみに。