うどのあく抜き・下処理はどうしたらいい?

シャキシャキとした食感と、ほろ苦い味わいが特徴の「うど」。
3月~6月はじめにかけて旬のシーズンとなりますので、春に楽しみたい食材の1つですね。
「うどなんて食べたことがない」という方はこれを機に、ぜひ召し上がってみてください。香り豊かなうどの味わいに、虜になってしまう方もいらっしゃいます。
ここでは、うどをおいしく食べるために、下処理の方法をお伝えします。うどのあく抜きの仕方や、あく抜き前にすべきことを知って、うどの魅力を最大限に引き出しましょう。
あく抜き前に5つのすべきこと
あく抜き前にはすべきことが5つあります。手順にしたがってご紹介します。
①よく洗い、土を落とす
皮も食べられますので、まずは周りについた土を落としてください。念入りに洗いましょう。
②産毛のような毛を包丁の背でこそげ落とす
うどには、産毛のような毛がたくさん生えています。その産毛を包丁の背を使ってこそげ落としていきます。
③茎部分・枝分かれした部分・穂先部分に切り分ける
茎の部分と、そこから枝分かれした部分、穂先の緑色になっている部分に切り分けます。
④茎の部分を節で切り分ける
言葉の通りで、茎を節ごとに切り分けます。
⑤皮をむく
最後に皮をむいていきます。
皮をむくときの3つの注意点
皮をむくときには3つのことに注意する必要があります。
1つ目は、分厚く切ること。皮の周りはあくが強いので、分厚く切るようにしてください。
2つ目は、繊維に沿って切ること。包丁を入れるときには繊維に沿わせることによって、あくを抑えることができます。
3つ目は、皮を捨てないこと。皮は食べることができますので、捨てないようにしてください。きんぴらなど炒め物にすればおいしく召し上がれます。
うどのあく抜きをする方法と注意点
■あく抜きの方法
あく抜きの方法は非常に簡単。酢水に10分ほどさらすだけです。
■あくが苦手な方は……
あくが苦手な方は念のため、15分ほどつけておくとよいでしょう。ただ、つけすぎると水っぽくなることに注意が必要です。様子を見ながらおこなってください。また、酢水につけた後にさっと茹でるという方法もあります。その場合には、歯ごたえを残すために、短い時間でさっと茹でるようにしてください。
うどを使った簡単レシピ
うどは、生のまま食べるのもよいですし、天ぷらにしたり炒め物にしたりするのもおすすめです。
うどを存分に堪能できる簡単レシピを2つご紹介します。
簡単うどサラダ
春野菜のうどは、シャキシャキとした食感と爽やかな香りが特徴です。
ぜひその素材を楽しんでみてください。もちろん、うど単体で食べるのでもよいですが、サラダにすると食べやすいですね。
材料や作り方についてはこちらの「香り豊かな春の山菜『うど』!旬の時期とおすすめレシピ」をご覧ください。
うどのグラタン
ほろ苦い味わいもうどの特徴の1つ。そんなほろ苦いうどは、グラタンにすると子どもにも食べやすいメニューとなります。
材料や作り方についてはこちらの「うどのグラタン」をご覧ください。
また、らでぃっしゅぼーやでは安全でおいしい野菜をお届けしています。うどのほか、季節の山菜をご用意しておりますので、ぜひ一度ためしてみてください。詳しくはこちらの「らでぃっしゅぼーやの山菜」をチェックしてください。
以上、うどのあく抜きの仕方や、あく抜き前にすべきことを紹介しました。これを参考に、春野菜のうどを堪能してみましょう。