香りの決め手!医食同源!効能を知るスパイスいろいろ

料理の香りの決め手となるスパイスは産地が限定されるため、大航海時代には奪い合いの「スパイス戦争」も起こったとか。
そんな人々を魅了し続ける多彩なスパイスを見てみましょう。
スパイスとは?
植物由来の原料で、香辛料のこと。料理に色や香りをつけたり、辛みを加える、肉などの臭みを消すといった目的で使われます。
スパイスとハーブの明確な区別はなく、日本料理の「薬味」もスパイスの一種です。
食欲増進や発汗作用、殺菌効果なども期待できます。
唐辛子
辛みの代表的スバイス
辛みのもとは発汗作用があるカプサイシンです。世界中の温暖な地域で栽培され、特に中南米料理には欠かせません。
クローブ
漢方の丁子(ちょうじ)
玉ねぎや煮込み料理、お菓子のほか、ワインにも。モルッカ諸島原産のフトモモ科の木のつぽみを乾燥させたものです。
コリアンダー
エスニックな香りでおなじみ
葉はタイ・ペトナム料理でおなじみのパクチー。種を乾燥させたものは、お菓子や中華料理のスパイスとして使用できます。
ローリエ
西洋料理の必需品
クスノキ科の木の葉を乾燥させたもので、別名は月桂樹やベイリーフと呼ばれます。シチューやピクルスには欠かせません。
ナツメグ
ハンバーグにはこれ!
ニクズクという木の種からつくります。独特な甘い香りで肉のくさみを取るスバイスとして、またじゃがいも料理にも使用できます。
胡椒
カラフルな小粒はピリリと辛い
世界で最も利用されているスバイス。全体の3分の1がインドで生産されます。
未熟な果実が黒こしょう、完熟した実が白こしょうです。
ピンクペッバーはウルシ科のコショウボクの実のことを指します。
ターメリック
生姜の仲間
別名ウコン。インドが原産で古くから伝統療法やインド料理に使われてきました。肝機能を高めるクルクミンが豊富です。
フェンネルシード
仁丹の香り
セリ科の多年草の種で、和名はウイキョウ。甘い香りと苦みに特徴があり、魚料理やピクルスの香りづけなどに使います。
山椒
日本の代表スパイス
鰻のかば焼きといえばこれです。日本中に自生するミカン科の植物で、海外では「Japanese Pepper」と呼ばれます。
カルダモン
上品な香りが魅力
甘くエキゾチックな香りから、原産地のインドでは「香りの王様」の別名もあります。肉・魚料理やソース、チャイの香りづけに利用されます。
ハッカク
中華料理の代表的スバイス
星の形をしていることから別名はスターアニス。トウシキミという木の果実を乾燥させたもの。中国料理の必需品です。
シナモン
ミイラが実証する防腐効果
ニッキ、桂皮のこと。スリラン力原産の木の皮をはぎ発酵させ乾燥させます。ガラムマサラの主原料で京都銘菓、八ツ橋の香りにも。
出典元:「いつもの野菜まるごと百科」かんき出版
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