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なすは生のままだと渋みや苦みがあるので、煮浸しなどの加熱調理をすることが多い食材。特に油との相性が良く、炒め物に好まれる人気の高い野菜です。なすとピーマンは子どもに嫌われることが多い食材ですが、この2つを組み合わせた「なすとピーマンの炒め物」は子どもから人気が高いレシピ。なすもピーマンも油と合わせることで渋みや苦みが消え、子どもでも食べやすくなるからでしょう。

保存方法も、ラップに包んで野菜室に入れておくだけと簡単なので、安売りしている時に大量に買い込んでも安心です。長期間保存するときには、調理をしてから保存用の密閉容器に入れ、冷凍保存をしましょう。

原産地といわれている東南アジアでは、私たちがよく目にする紫色のなすとは違う、白や緑色をしたなすが多く、そのため英語では「Eggplant」と呼ばれています。白なすは鶏卵ソックリな形や色をしていますが、味は私たちが知っているなすの味に近いようです。

日本には奈良時代にインドから入ってきたといわれ、当時は「なすび」とよばれていました。初夢で見ると縁起が良いとされる「一富士二タカ三なすび」に使われているように、なすは実を付けやすいことから「子孫繁栄」を意味し、昔からありがたい食材として知られてきました。

昔から言い伝えられている言葉の中に、「秋なすは嫁に食わすな」ということわざがあります。これには「秋なすはとても美味しいので嫁に食べさせるなんてもったいない」という説と、「なすには体を冷やす作用があるので、女性に多い冷え症の方や妊娠中の体には良くない」とされ、体を労わらないといけない嫁には食べさせないほうがよい。という2つの説があります。正反対の説があるというのは面白いですが、それだけなすは身近で庶民的な食材だったということでしょう。

昔は暑い夏や残暑の残る秋に、なすの体の火照りを鎮める作用を利用し、冷たいなすの漬物を食べ食欲不振の解消を図り、なすの水分で夏バテの予防をしてきたといいます。その他にもなすに含まれる「コリン」は、消化酵素や代謝酵素の補助酵素として働く役割があり、糖質や脂質の代謝をサポートしてくれる働きが期待できます。

そして、なすに含まれるポリフェノールの一種である栄養素「ナスニン」は、活性酸素の発生を抑制させる抗酸化作用に優れ、肌のしみ・そばかす・シワなどの肌の老化やガン予防、そしてコレステロールを下げることから動脈硬化を防ぎ生活習慣病予防に効果的だといわれています。

記事内では旬のなすを使った簡単レシピや、なすを冷凍する保存方法、産地・生産者の情報などをお届けします。