肩こりの解消に大切なのはリラックス。東洋医学で肩こりと向き合おう

東洋医学の基本は、日々の「ご自愛」です。
心がけから始める健やかな身体とこころの整え方を均整師の中野史朗さんがやさしくガイドします。

肩こりに関するご相談は、本当によ くいただきます。

しかし「肩こり」ほど 難しい症状はありません。東洋医学で は「肩こりは万病の元」と考えます。

 

肩や首のこりは、頭に行く血流を妨げます

 

頭と脳はたくさんの血液を必要としますので、身体は無理にでも頭へ血液を流そうとします。

 

すると頭の 血管に大きな負担がかかるだけでなく、ポンプとしての心臓にも余計な負荷がかかります。

また、脳と内臓をつなぐ神経は首筋を通ります。首や肩のこりによってその神経の流れがうまくいかず、内臓の働きが乱れてしまうこともあります。

 

このように、肩と首のこりは全身の不調につながる可能性を 大きくはらんでいるわけです。

 

しかし肩こりの原因はちょっと複雑です

 

例えば右の肩がこっている場合 は、肝臓の疲れを疑います。

 

左の肩はさらに複雑で、胃や心臓の疲れ、あるいは精神的な疲労を考えます。

 

さらに肩を細かく分けて、どこがこるかによって、目の疲れ、腕の使い過ぎ、下身の血行不良、婦人科のトラブル、ホルモンバランスの乱れなど原因が変わってきます。

 

けがや事故など、原因は人それぞれと言っても過言ではありません。

 

ではここからがご自愛の出番です。

肩こりというと「肩もみ」ですが、これは一時的な解決です

 

オススメしたい方法はまず、目を温めることです。

目の周りには首筋や肩の筋肉を緩めるツボや、自律神経のバランスを整えるツボがあります。温めることで、首や肩の筋肉を緩めるだけでなく、自律神経を安定させ全身の緊張を軽減してくれると思います。

 

 

女性の場合は婦人科の不調から肩こりになっている方が多いです。心当たりがある方は、下半身を冷やさないようにしてください。

 

しっかりお風呂に入り、湯につかって温めましょう。

毎日少しずつでもケアをしてあげると、身体はきっと応えてくれるはずです。

 


 

中野史朗(なかのしろう)
均整師・整体師。東京・品川区の治療院「開音堂」で多くの患者さんと向き合う。均整、鍼灸のほかオステオパシーの研究や通訳・翻訳も手がける。お子さんに怖がられないよう、白衣を着ないのがポリシー。著書に『からだをほぐす こころをゆるめる』(説話社刊)

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